『ハリポタ』最終章、ロンドンでプレミア開催！ダニエル・ラドクリフ「この映画は皆さんと共にいます」
現地時間7月7日、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のプレミアがロンドンで開催され、会場となったロンドン中心部のトラファルガー広場にファンが大集合した。
イギリスらしい雨天の中、広場には前日の夜から待っていたファンもおり、ステージに登壇した原作者のJ・K・ローリングは「雨でぬれる中、この広場で一夜を明かしてくれたファンのみなさん、またこれまで原作本を買うために列を作ってくれた皆さんに、心からお礼を言います」と感激の涙を見せた。
レッド・カーペットでは、ダニエル・ラドクリフやルパート・グリント、エマ・ワトソンら主要キャストが3時間以上かけてファンにサインをするなど大サービス。ダニエルは「この広場にいる人だけじゃなく、この10年間シリーズを観てきてくれた世界中の皆さん、これからの人生、この映画は皆さんと共にいます」と、最終章のプレミアを迎え感慨深げにコメントした。
ダニエルは、このプレミアに出席するため舞台出演中のニューヨークから駆け付けたが、プレミアに先立って行われたプレス向け記者会見には間に合わず、ビデオ回線で会見に出席。その席で、今回の作品について「僕が最も感動したのは（スネイプ役の）アラン・リックマンの演技でした。本当に、彼のキャリアの中でも最も素晴らしい演技だったと思います。彼こそ、オスカーの助演男優賞にノミネートされるべきです。とても感動的で美しい演技でしたし、彼とスクリーンで共演できて本当にうれしく思います」とコメント。また、「今回の映画には本当に興奮しています。シリーズの中でもずば抜けていると思います。PART1も良かったけれど、クオリティーの面では今回の映画が最高でした」と語り、シリーズ最終章にして完結となる本作は、見事有終の美を飾っているようだ。（竹内エミコ）
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は７月15日より丸の内ピカデリーほか全国公開（3D/2D）
