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『コクリコ坂から』が3位スタート!夏興行の本命『ハリポタ』はトップに登場!

映画週末興行成績

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1,000億円超えはあるか!?-『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
1,000億円超えはあるか!?-『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』 - (C) 2011 WARNER BROS. ENT. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C) WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

 夏映画の本命『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の初日3日間のオープニング成績が、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』を抜いて、2011年ナンバーワンを記録、久々の興収100億円突破に向けて、大きなはずみをつけた。

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー

 全国922スクリーンで公開された本作の土日2日間の動員は88万697人、興収は13億185万1,850円。そして連休3日間では動員119万7,669人、興収17億6,073万9,450円。さらに18日までの4日間では、動員164万1,850人、興収24億246万1,850円と驚異的なハイペースで上積みしている。ここ数年は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(最終興収94億円)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(最終興収80億円)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(最終興収68億5,000万円)と興収100億円を切る作品が続き、右肩下がりだった同シリーズだが、最終作となる本作ではいよいよ伝家の宝刀とも言える3D上映を投入。3D版と2D版との対比は72対28となっており、3Dが圧倒的な支持を集めた。劇場にはファミリー層から若者、年配層と幅広い層を集客。まずは悲願の興収100億円突破を目標としつつも、さらに136億5,000万円を突破すれば、シリーズ8作の累計興収は1,000億円を突破することになる。

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 2位は邦画アニメ史上初となる2作品同日公開を実現した『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム』と『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』が初登場ランクイン。全国351サイトで公開された本作の土日祝の3日間成績は『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』が動員36万8,793人、興収3億8,620万1,950円(興収構成比46.7パーセント)、『ビクティニと白き英雄 レシラム』が動員42万347人、興収4億4,010万4,850円(同53.3パーセント)、両作品合計で動員78万9,140人、興収8億2,630万6,800円を記録した。本作ヒットの決め手としては、劇場来場者プレゼントとして、通常のソフトでは手に入らない伝説のポケモン「ゼクロム」「レシラム」をそれぞれの劇場でプレゼントしたことも大きかったと思われる。両方の作品を観た観客も多かったようで、最終興収50億円を狙える大ヒットスタートとなった。

 そんな『ポケモン』の勢いに押された形となったのが、スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』で、初登場3位。全国457スクリーンで公開され、土日祝の3日間で動員44万5,269人、興収5億8,733万7,400円を記録するなど、単体の作品で見れば実質2位の記録で、こちらも最終興収50億円を狙えるスタートと言える。観客の男女比は43対57で、やや女性層が多かったようだ。年齢別では、20代が34.8パーセント、16~19歳は18.9パーセント、30代が17.4パーセント、40代が15.2パーセントという結果になった。

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 4位は『アンダルシア 女神の報復』でワンランクダウン。そして先週の首位から5位にランクダウンとなったのが『SUPER 8/スーパーエイト』。公開9週目を迎えた『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は6位で4ランクダウン。7位の『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』、8位の『小川の辺』はそれぞれ2ランクダウン。9位の『アイ・アム・ナンバー4』は5ランクダウン。10位の『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』は同順位をキープ。11位の『マイティ・ソー』は4ランクダウンと惜しくもベストテン圏外に落ちてしまった。

 今週末は『忍たま乱太郎』『ロック ~わんこの島~』『AVN/エイリアンVSニンジャ』『ヘルドライバー』『デッドボール』『極道兵器』『あぜみちジャンピンッ!』『人生、ここにあり!』『モンスターズ/地球外生命体』『黄色い星の子供たち』などが公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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