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シャイア・ラブーフ『トランスフォーマー』への思い、マイケル・ベイとの友情を語る!

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オートボットだけでなく、マイケル・ベイも、もはや戦友!-大人の風格を漂わせるシャイア・ラブーフ
オートボットだけでなく、マイケル・ベイも、もはや戦友!-大人の風格を漂わせるシャイア・ラブーフ

 シリーズ初の3D作品として、これまで以上の圧倒的なスケールで迫る、マイケル・ベイ監督のロボットアクション最新作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』に主演するシャイア・ラブーフが、4年にわたって主演を務め、ついに完結を迎えたシリーズ3作目への思い、ベイ監督との友情、そして俳優としてのこれからの挑戦について語った。

映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』写真ギャラリー

 現在本国アメリカで大ヒットを記録している、シリーズ最新作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』。2007年の『トランスフォーマー』でサマーシーズンの大作映画主役の座を射止め、現在25歳のシャイアは「この作品に出演したことで、国際的な知名度を得ることが出来た」と自分をスターダムに押し上げたシリーズへの感謝をコメント。フィルムではなく、デジタル3Dカメラを使用した撮影も、俳優として利点が多かったそうで、「カットなしで撮影することができるので、アドリブもすべて詰め込むことができた。だから、(演技に)マジックが起きた瞬間を見いだすことができたんだ」と役者として勢いを失うことなく撮影できた結果、映像のクオリティーだけでなく、自身の演技にも満足しているようだ。

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 細身できゃしゃなシャイアは、典型的なアクションヒーローとは真逆の体格。そんな自分が、マイケル・ベイ監督のアクション映画の主役に配役されたのは、シリーズで製作総指揮を務めてきたスティーヴン・スピルバーグ監督の強い薦めがあったからだと明かし、「ベイ監督がこれまで主役に起用してきた俳優には、ベン・アフレックのような、アゴのがっしりしたイケメン像があった。そこに(撮影時は)まだ18歳の、まったく正反対のタイプの自分がキャスティングされてしまったんだ。監督にとっても、いつもと違うところがあったんじゃないかな」とベイ監督との関係について言及した。

 撮影では、ベイ監督は巨大な機械生命体をスクリーン上で活躍させ、シャイアは、彼らが現実にそこにいるかのように演技をしなくてはならなかった。シャイアは、その苦労を「互いに同じいじめっ子にいじめられることで、仲間意識が高まったようなもの」と表現。苦労を伴うシリーズの撮影を通し、次第に関係が深まっていったようだ。さらに、前作『トランスフォーマー/リベンジ』の評価が芳しくなかったことも、関係が深まるきっかけになったようで、「今回僕らはそれを克服しなくてはいけなかったから、よりきずなも深まったんだ」と戦友のような関係になっていたことを明かした。

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 ただ、ベイ監督はハグし合ったり、握手を求めてきたり、わかりやすく友情を表現するタイプではないそう。しかしシャイアが、前作の撮影で30針ほど縫う「失明したかと思った」と語るほどのケガを負ったとき、「モニターのチェックをしているベイ監督を見ると、彼は顔を覆って泣いていたんだ」と告白。友人であるシャイアが危険な状態にあるのを見て、ショックを隠さなかった様子を語り、「彼はコーチでありチームメイトでもある」というベイ監督の友情に対する熱い思いについて明かした。

 これまでは、本作の主人公・サムのように、特別な状況に置かれる普通の男性を演じることが多かったとキャリアを振り返ったシャイア。今後は作品の規模にかかわらず、「違うアクセントで話したり、歩き方ひとつとっても違うようないろいろな思考、性格、精神面など、自分とかけ離れた、異なる人間を演じたいと思っているよ」とキャラクターに重きが置かれた作品への出演を熱望。役者としての展望を語った。オートボットたちと共に活躍する姿を観られるのは本作が最後になりそうだが、大作映画のプレミアやレッドカーペットだけではなく、演技派俳優としてアカデミー賞など、晴れ舞台に立つ日も近いだろう。(編集部・入倉功一)

映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は7月29日全国公開予定

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