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『西部戦線異状なし』リメイクの監督が決定!「ER 緊急救命室」『ディープ・インパクト』のミミ・レダー

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ミミ・レダー監督
ミミ・レダー監督 - Frederick M. Brown / Getty Images

 テレビドラマ「ER 緊急救命室」、映画『ディープ・インパクト』や『ペイ・フォワード 可能の王国』などの女流監督ミミ・レダーが、映画『西部戦線異状なし』のリメイク作品の監督を務めることがEmpireonline.comによって明らかになった。

 これは、ドイツのエリッヒ・マリア・レマルクの同名小説をベースにした作品で、トーキー映画が誕生してから間もない1930年にオリジナル作品が制作され、この時はアカデミー賞作品賞、さらにメガホンを取ったルイス・マイルストンが監督賞を受賞している名作。

 ストーリーは、第一次世界大戦に投入されたドイツ志願兵のパウル・ボイメルが、戦争の中で無情な攻撃から恐怖や苦悩、さらに虚しさを味わいながら戦死するまでを描いた戦争映画。原作のタイトルは、パウルが戦死した1918年の10月に司令部に「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」が由来している。

 今回、監督することになったミミ・レダーは「オリジナルの作品は、1930年というトーキー映画ができたばかりの頃だったけれど、無意味な戦争の野蛮さに心を動かされました。今回のリメイクでは、主人公の最後の24時間に焦点を当てた映画になります。壊滅的な暴力と心の感覚を失うほどの野蛮さが、大人であるはずの青年を滅ぼしていくことになる」とコメントを残している。 はたしてオリジナルの名作に匹敵する作品ができるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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