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ジブリ映画の食へのこだわり!『コクリコ坂から』には「朝ごはんの歌」まで登場!!

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写真は海のお弁当……おいしそう。
写真は海のお弁当……おいしそう。 - (C) 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT

 『天空の城ラピュタ』の“目玉焼きパン”、『ハウルの動く城』のベーコンエッグ、『崖の上のポニョ』の“リサ特製ラーメン”……スタジオジブリ作品にとって欠かせない食事のシーンだが、最新作『コクリコ坂から』の食事シーンのこだわりが明らかになった。メガホンを取った宮崎吾朗監督は、皆がそろって食事をするという当たり前のことが、とても意味のあるものになったという意味で、「何でもない朝の食卓のシーンが、3月11日の震災以降、とても大切なシーンになった」と語っている。

映画『コクリコ坂から』場面写真

 『コクリコ坂から』に登場する印象的な食事のシーンは、2つ。主人公の海が、自身が切り盛りする自宅兼下宿屋「コクリコ荘」で、準備に勤しむ姿から描かれる朝ごはんのシーンと、海が高校に持参するお弁当を食べるシーンだ。朝ごはんのシーンでは、手嶌葵の歌う「朝ごはんの歌」が軽快だが、宮崎吾朗監督は、その歌の作詞にも参加。「お鍋はグラグラ」で始まるユニークな歌詞とメロディーのアンバランスさで、映画のテンポと世界観をも表現しているのだという。

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 また、高校でお弁当を食べるシーンでは、映画の舞台となった1963年頃、高校生がどのようなお弁当を食べていたのか調査を実施。生活様式がさまざまだった当時、住んでいる場所や置かれている環境などで、お新香しか入っていない人もいれば、卵焼きやウインナーが入っている人もいるといったように、お弁当の中身にも差があったことを受け、海が持参するお弁当のイメージを構築していったという。

 思わず『天空の城ラピュタ』を観て、目玉焼きパンを作ってしまった人も、『ハウルの動く城』を観て、ベーコンエッグを作ってしまった人も、『崖の上のポニョ』を観て、ラーメンに大きなハムを載せてしまった人も多いはず。今までのスタジオジブリ作品の食事シーンを思い出しつつ、最新作の食事シーンを観てみると、そこに詰め込まれたこだわりに驚かされることだろう。(編集部・島村幸恵)

映画『コクリコ坂から』は全国公開中

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