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リチャード・ギア、自慢のギター・コレクション110本をオークションに

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リチャード・ギア
リチャード・ギア

 リチャード・ギアが、コレクションしていた110本ほどのギターを10月にニューヨークでオークションにかけることがわかった。

リチャード・ギア出演映画『天国の日々』場面写真

 自身もギターやピアノをたしなむリチャードは、ここ20年をかけて名品ギターをコレクションしてきた。なかでも、ブルース界の大御所アルバート・キングが所有していた1958年のギブソン社製フライングVはオークションで9万ドル(約690万円)をつけると予測されている。さらに、1931年のCFマーティン社製D-28 、ボブ・マーリーが所有していたギターなどもあり、総額では100万ドル(約7700万円)の売り上げを見込んでいる。オークションで得た収益は、リチャードが熱心に参加している人道活動に使われるという。

 BBCオンラインによると、オークション主催者のクリスティーズはリチャードのコレクションについて、「アメリカのギター製作の百科事典のようなもの」と語っているが、リチャードのほうは、収集することにこだわりはなかったようで、「好きなものを買っただけ。いい音がして弾きごこちのいいものをね。もちろんいくつかは、とても特別なものだ」とのこと。それでも、長年かけて集めてきた自慢のギターたちを手放すことについて「人生のいいときも悪いときも、このギターたちは僕の本当の友人でいてくれたから、ちょっと残念だね」と語っている。
 オークションは、ニューヨークのクリスティーズで10月11日に開催される予定。(竹内エミコ)

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