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演劇集団キャラメルボックス、東北応援無料ツアーが今週末よりスタート!宮沢賢治の童話をアレンジした「賢治島探検記」!

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2006年の舞台「賢治島探検記」~「光速銀河鉄道の夜」~より
2006年の舞台「賢治島探検記」~「光速銀河鉄道の夜」~より - photo:伊東和則

 かつて上川隆也が所属していたことでも知られる演劇集団キャラメルボックスが、今週末の10月7日より東北応援無料ツアー「賢治島探検記」をスタートさせる。同ツアーで上演するのは、「ゴーシュ弾かれのセロ」「光速銀河鉄道の夜」。くしくも東日本大震災の被災地である岩手出身の宮沢賢治の童話をモチーフにした作品だ。

演劇集団キャラメルボックスの舞台をデジタルシネマ化!「Livespire 『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』」

 今回、東北応援無料ツアーで行う「賢治島探検記」は、1995年の阪神・淡路大震災発生後、大掛かりな演出の舞台を中心にやってきた同劇団が「路上でも上演できる作品」を目指して作られた作品だ。旗揚げ前から題材にしてきたという宮沢賢治の童話を成井豊がアレンジした「ゴーシュ弾かれのセロ」「光速銀河鉄道の夜」が、今回くしくも賢治の故郷である東北で上演される。

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 同劇団の製作総指揮を務める加藤昌史は、ブログで今回のツアーに至るまでには金銭面の問題を含めさまざまな困難があったことを明かした上で、「しかし、これは、お金の問題じゃなくて、人間として、『人が人を思う気持ち』を届けたいと言い続けてきた劇団として、宮沢賢治さんの作品に多大な影響を受け、お世話になってきた劇団として、絶対にやらなければならないことだ、やらないくらいなら解散した方がいい、とまで思い詰めて、いろんな意見を持つ人たちを説得し続けました」と熱い思いを吐露(とろ)。結果的には10月7日から13日までの1週間、岩手県・宮城県・福島県の3県・7会場で毎日公演が行われることとなった。もちろん、入場料は無料。今回の公演に掛かる費用については、過去のDVD売り上げ、そして大阪で行う同ツアーの壮行会の売り上げでまかなうことも発表している。

 演劇集団キャラメルボックスは、最後にはみんなが笑顔になれる作品を多く手掛けてきた。だが東京を中心に活動していることもあって、東北公演は1997年を最後に行なっていない。さらに今回のツアーで訪れる都市はすべて初訪問。今回のツアーには坂口理恵大内厚雄畑中智行といった中心メンバーももちろん帯同しており、時に難解とも称される宮沢賢治の作品をスピーディーに、そして笑いと音楽と感動と共に東北の観客たちに届けるつもりだ。(編集部・福田麗)

東北応援無料ツアー「賢治島探検記」は10月7日~13日に岩手県・宮城県・福島県にて実施 入場無料 会場などの詳細はオフィシャルサイト参照

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