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ピクサー、スティーブ・ジョブズ氏への追悼メッセージを掲載「死の直後、スタジオ上空に虹が架かる」「永遠にピクサーのDNAの一部」

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左からスティーブ・ジョブズ氏、エドウィン・キャットマル、ジョン・ラセター - 画像は2002年のイベント時のもの
左からスティーブ・ジョブズ氏、エドウィン・キャットマル、ジョン・ラセター - 画像は2002年のイベント時のもの - Vince Bucci / Getty Images

 『トイ・ストーリー』シリーズなどで知られるアニメーション・スタジオのピクサーが、先日亡くなった同社創設者、米アップル社の前CEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブズ氏への追悼文をオフィシャルサイトに掲載している。死の直後にはFacebookページに同社スタジオ上空に虹が見えたとのメッセージと写真が投稿されており、ジョブズ氏の死を悼んでいることがうかがえる。

ディズニー/ピクサー最新作『カーズ2』写真ギャラリー

 「わたしたちの親友であり、ピクサーの先導してくれる光であったスティーブ・ジョブズ氏は、とても優れた洞察力を持っている人だった」から始まるメッセージは、創設時からのメンバーで、現チーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセターと同社社長であるエドウィン・キャットマルが連名で発表したもの。「彼は誰よりも先に、誰よりも深く、ピクサーの将来性を見抜いていました。スティーブはわれわれにチャンスを与えてくれただけでなく、コンピュータによるアニメーション作品という、当時誰もが実現しないと思っていた絵空事がいつか実現するのだと信じていました」とつづられた文章は、ジョブズ氏の功績をたたえるものになっており、とりわけ「スティーブは永遠にピクサーのDNAの一部です」という個所は、二人がどれほどジョブズ氏の死を惜しんでいるかを伝えてくれる。

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 また、同社はジョブズ氏の死が発表された直後、Facebookのオフィシャルアカウントページに虹の画像を投稿。「こんなにも曇った悲しい日だというのに、スタジオの上空には虹が架かっている。ありがとう、スティーブ」と添えられたメッセージは短いが故に、心に響くものだ。

 1986年、当時アップル社から退いていたジョブズ氏は、ルーカス・フィルムのコンピュータ部門を買収することで、ピクサーを会社として独立させた。その後、ピクサーは劇場用アニメーション作品を手掛けるようになり、『トイ・ストーリー』シリーズ、『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』などのヒット作を毎年のようにリリースし、今や世界的に有名なアニメーション・スタジオとなった。2006年にディズニーの完全子会社になってからも、ジョブズ氏はディズニーの個人筆頭株主、同社役員としてかかわっている。(編集部・福田麗)

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