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椎名誠『ぱいかじ南海作戦』阿部サダヲ主演オール西表島ロケで映画化!佐々木希、永山絢斗、貫地谷しほりが共演!

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青い海、白い雲、そして豪華出演陣の期待作です!- 左から阿部サダヲ、貫地谷しほり、佐々木希、永山絢斗
青い海、白い雲、そして豪華出演陣の期待作です!- 左から阿部サダヲ、貫地谷しほり、佐々木希、永山絢斗 - (C)2012 「ぱいかじ南海作戦」製作委員会

 椎名誠の小説「ぱいかじ南海作戦」が、阿部サダヲ主演で映画化されることが明らかになった。同時に永山絢斗貫地谷しほり佐々木希といった豪華出演陣も発表され、これには原作者の椎名も「これは原作よりもはるかに痛快、面白映画になりそうだ」と太鼓判。オール西表島ロケで行ったという撮影も先日クランクアップを迎えたといい、あとは来年夏の公開を待つばかりだ。

 本作は、2004年に刊行された椎名誠の小説を原作にした奇想天外な冒険劇で、タイトルの「ぱいかじ」とは沖縄地方の方言で「南から吹く風」という意味。失業と離婚で人生につまずいた男が西表島で人生の再スタートを切ろうとするさまを描いた作品で、踏んだりけったりな主人公・佐々木を阿部が、そんな佐々木となぜかサバイバル生活を共にすることになった世間知らずな若者オッコチを永山が、関西弁をしゃべる女の子アパとキミをそれぞれ貫地谷と佐々木が演じている。映画化にあたって、主演の阿部は「本を読んでみて、全く知らない世界の面白い話だったので、気合が入りました!!」とやる気十分の様子。ほかの出演者もそれぞれ阿部との共演を楽しんだようで、「本当に楽しくて、良い方」(永山)、「初めてご一緒したのですが、芸能人で一番好きな方だったので初めてお会いした時はとても緊張しました。でも、とても優しく気さくな方だったので、今回共演させていただきもっと好きになりました」(佐々木)と演技はもちろん、その人間性を絶賛している。

 現代版「ロビンソン・クルーソー」とも評される原作の世界観を忠実に再現するため、撮影はすべて西表島で行われた。11月とはいえ西表島は時に気温が30度近くにもなり、スコールのような雨が降ったというが、11月1日からスタートした撮影は無事、同27日にクランクアップ。地震が来たり、雨で機材が濡れないように奔走したりと現場ではバタバタすることも多かったようだが、長期ロケは今回が初めてだったという佐々木は「ロケ中は天候の変化が激しく大変でしたが、待っている間、みんなでヤドカリと遊んだりクイズをしたり、撮影合間も楽しくしていました」と振り返っており、和やかな雰囲気で撮影は進んだようだった。

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 そして、天気にさえ恵まれれば、西表島はまさに南の楽園といっても過言ではない場所。「本当の自然がたくさん残っているすてきな島です」(阿部)、「美しい海と砂浜という最高ロケーションの中で、阿部さんをはじめとする最高のキャストの皆さんとワイワイ楽しく撮影できて、本当に幸せです」(貫地谷)と自然を絶賛するキャストがいる一方で、撮影中には地元住民との交流もあったようで、永山は「現地の方々も良い人ばかりで、行きつけの飲み屋さんでは、顔見知りになりました。区長さんのお宅でのバーベキューにお邪魔したのも、楽しかったです」と自然だけでなく人の魅力にもあふれた島であると明かしていた。

 監督に抜てきされたのは、本作が初の長編監督となる細川徹。コントユニット「男子はだまってなさいよ!」の主宰であると同時に、シティボーイズの作品の作・演出も務めている若手実力派の脚本・演出家。阿部とは同じ事務所、永山とも永山のデビュー作「おじいさん先生 熱闘篇」以来の縁ということで、コンビネーションはばっちり。個性あふれる面々とのおかしな交流、そしてそれぞれに悩みを抱えた人間たちが頑張る姿が作中では見事に描かれているといい、勇気づけられるだけでなく、笑い、癒やされ、そして元気になれる作品になっているに違いない。(編集部・福田麗)

映画『ぱいかじ南海作戦』は2012年夏、新宿バルト9ほか全国公開

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