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小栗旬、りりしい紋付袴姿に黄色い声援!! 「舞台あいさつにはいつも着物を着てくる」ような奴になりたい!?

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気合い入れすぎで恥ずかしい!?-紋付袴姿で登場した小栗旬
気合い入れすぎで恥ずかしい!?-紋付袴姿で登場した小栗旬

 18日、大手町の日経ホールで映画『キツツキと雨』人生相談付き完成披露試写会が行われ、役所広司小栗旬古舘寛治伊武雅刀沖田修一監督が登壇、観客からのお悩み相談に答えた。

映画『キツツキと雨』場面写真

 この日の会場には、小栗ファンを中心に女性客が多数来場。舞台袖から紋付袴姿の小栗が現れると、「旬く~ん!」という黄色い歓声が起きた。小栗は「さっきから(裏で)若だんなと呼ばれていますが。年も明けたわけですし、気持ちを一新していこうかなと。『あいつ、舞台あいさつにはいつも着物を着てくるな』と言われるような奴になりたくて、今年からチャレンジしたい」と語るも、「一人だけ気合いを入れてしまったようで、恥ずかしいなという気持ちもあります」と照れくさそうに付け加えた。

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 本作は、小栗演じる「悩める映画監督」が役所演じる木こりと出会うことにより、成長していくという物語であることから、観客のお悩み相談を実施。まずは25歳の女性からの「涙を流すような恋がしたいのですがどうしたら?」というガールズトークに出てきそうなお悩みに、「うーん……」と頭を抱える男だらけの登壇者たち。さんざん悩んだあげく、「じゃ、ひどい男につかまることだね」という役所の回答で解決(!?)、「こりゃ人生相談になってないね」と苦笑いの役所だった。

 さらに、「妻と子どもがいるのだが、昔からの夢だった映画の仕事をやってみたい」という38歳男性からのお悩みに、伊武が「好きなことで金稼ごうなんてろくなもんじゃない。ほかの方はともかく、自分の立ち位置はそう。芸人なんて、大したところにいないんだという自覚をもって。かみさんなんて何十年たっても僕を尊敬してくれないんだから。それでもやりたいと思うなら、そういう覚悟でやってみればいいんじゃないですか」と深みのある答えを返すなど、次々と繰り出される名回答、珍回答などに、会場は拍手に包まれ、大盛り上がりとなった。(取材・文:壬生智裕)

映画『キツツキと雨』は2月11日より全国公開

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