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「AKIRA」全原画も!「大友克洋GENGA展」が開催!未発表の初期作品、最新カラー作品までのすべてを網羅!

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メインビジュアルコラージュ:河村康輔
メインビジュアルコラージュ:河村康輔 - (c)MASHROOM

 今に至るまで国内外のクリエイターに影響を与えている漫画家・大友克洋による初の総合原画展、その名も「大友克洋GENGA展」が4月9日~5月30日までの50日間、3331Arts Chiyodaにて行われる。未発表の初期作品から、今月末に刊行される20年ぶりの画集「KABA2」、さらに代表作「AKIRA」の全原画2,125枚まで、すべて大友から提供された手描きの原画で構成された唯一無二の展覧会だ。

『アキラ DSR版』場面写真

 その影響の大きさから、日本の漫画史においては「大友以前・以後」というふうに語られ、海の向こうのハリウッドでも実写版『AKIRA』製作のうわさが途切れることのない漫画家・大友克洋。今回の原画展は、二つの大きな流れが重なることによって実現されたといい、その一つは今月末に発売される20年ぶりの画集「KABA2」を節目として、その足跡をまとめてみようという流れだ。

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 それは、大友の個人史を紡ぎ上げると同時に、漫画という表現が持つ可能性を今一度再確認させる貴重な機会。漫画には、映像や立体物、音楽、ファッションにまで影響を与える力がある。同展ではそうした“漫画の力”を秋葉原という場所から世界に向けて発信することになる。

 そして、もう一つは、昨年3月11日に発生した東日本大震災に関連して、さまざまなチャリティー企画に参加した大友が、自ら主体となって「漫画家に何ができるのか」を考えた結果としてたどり着いたチャリティー企画展としての流れだ。宮城県出身の大友は今回、来場者収益の一部を被災地復興の一助として寄付することを発表している。

 原画ならではの迫力というのは見た人にしかわからないが、それは逆に言えば、見ればわかるということ。今回の展覧会ではそれに加え、漫画ならではの圧倒的ボリュームも見どころとなっている。一人の作家が持つ巨大な想像力が、世界のどのように変えてきたのか。そして、今、どのように変えつつあるのか。それらを目の当たりにできる今回の展覧会は、ファンならば行かない手はないだろう。

「大友克洋GENGA展」は4月9日~5月30日まで、3331Arts Chiyodaにて開催(完全予約制)
チケットは3月3日よりローソンチケットにて販売

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