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華やかな女性絵巻でベルリン国際映画祭開幕!ダイアン・クルーガー出演の歴史ドラマ『フェアウェル、マイ・クイーン』

第62回ベルリン国際映画祭

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『フェアウェル、マイ・クイーン(英題)』について語るダイアン・クルーガー
『フェアウェル、マイ・クイーン(英題)』について語るダイアン・クルーガー - photo:Yukari Yamaguchi

 2月9日(現地時間)、第62回ベルリン国際映画祭が開幕した。オープニングを飾ったのはブノワ・ジャコー監督映画『フェアウェル、マイ・クイーン(英題) / Farewell, My Queen』。開幕上映に先立ち、ジャコー監督、ダイアン・クルーガーらキャスト、スタッフが会見した。

ダイアン・クルーガー出演映画『ミスター・ノーバディ』場面写真

 本作は、フランス革命時の王室を女性の視点から描き、フェミナ賞を受賞したシャンタル・トマの小説「王妃に別れをつげて」を原作とした歴史ドラマ。追い詰められた王室の中で、女性に対し友情を超えた愛情を抱く王妃マリー・アントワネットを、侍女の目を通して物語る。

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 アントワネットを演じたクルーガーは「判断を下さないよう務めたわ」と難しい役どころを語りながらも、豪華な衣装を「女性の夢ね」とたたえた。初の大作での主役となる侍女役のレア・セドゥーは「ここに居られることがうれしいわ。ありがとう」と感激を表現した。

 画面の中で女優陣の美しさが際立っていることについて、ジャコー監督は「親密さを撮りたかった。美しくなくてはいけない。そして、それは本物でなくてはいけない」と語った。

 コンペティション出品作品の1本でもある本作、金熊賞獲得なるかはさておき、豪華女優陣でレッド・カーペットの華やかさでは一番かもしれない。(取材・文:山口ゆかり/Yukari Yamaguchi)

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