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「日本インターネット映画大賞」結果発表! 邦画ベストワンは園子温監督作『冷たい熱帯魚』!

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「日本インターネット映画大賞」結果発表! ユーザーの思いがダイレクトに反映された、興味深い結果となった
「日本インターネット映画大賞」結果発表! ユーザーの思いがダイレクトに反映された、興味深い結果となった - 日本インターネット映画大賞」オフィシャルサイトのスクリーンショット

 インターネットユーザーなら誰でも投票可能な、すでに16年の歴史を持つ映画賞「第16回(2011年)日本インターネット映画大賞」の結果が11日に発表され、邦画では『冷たい熱帯魚』、洋画では『ブラック・スワン』が作品賞に選出された。

 「日本インターネット映画大賞」(旧ニフティ映画大賞)は、インターネットユーザーの投票のみで受賞作品・受賞者を決定する映画賞。投票するユーザーは、自分の最も気に入った複数の作品に対して、持ち点30点をふりわけ、その集計によって作品賞が決定する。

 アカデミー賞のようなノミネーション選考は行わないため、多くの作品がしのぎをけずる中、今年のナンバーワン作品として選出されたのは、園子温監督作『冷たい熱帯魚』。獲得点数は106点となり、2位『八日目の蝉』の90点に、10点以上の差をつけた。本作は、点数の関係しない投票者数ランキングでも首位を飾っており、まさにぶっちぎりのトップとなった。

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 園監督は監督賞にも選出され、でんでんが助演男優賞を獲得。また昨年公開ではないが、映画『ヒミズ』の二階堂ふみが「日本映画ニューフェイスブレイク賞」に選ばれるなど、園作品が映画ファンに与えた衝撃の大きさがうかがえる。そのほか、「日本映画主演男優賞」の1位に『モテキ』の森山未來と同率で、昨年亡くなった原田芳雄さんが選ばれ、名優の死を惜しむファンの気持ちが表れる結果となった。

 また外国映画作品賞には、アカデミー賞作品賞に輝いた『英国王のスピーチ』を抑えて、『ブラック・スワン』が選出。さらに総得点を投票者数で割った、平均得点の多かった作品が選ばれる「外国映画思い入れ度ランキング」では、さえない中年が主人公の、ボンクラ応援ヒーロー映画『スーパー!』がトップを飾るなど、今年もユーザーの熱い思いがダイレクトに反映された賞レースとなった。(編集部・入倉功一)

「第16回(2011年)日本インターネット映画大賞」の詳しい受賞結果はオフィシャルサイトで掲載中

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