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アカデミー公認アフターパーティーのプレビューに潜入!超ラグジュアリーなセレブ空間!

第84回アカデミー賞

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シェフのウルフガング・パック氏による豪華なお料理が初公開!アカデミーのアフターパーティーではこのお料理が!
シェフのウルフガング・パック氏による豪華なお料理が初公開!アカデミーのアフターパーティーではこのお料理が!

 アカデミー賞授賞式が開催されるコダック・シアターに隣接したイベント大広間にて、「ガバナーズ・ボール・プレビュー」なる報道陣向けのイベントが開催された。「ガバナーズ・ボール」とはアカデミー賞授賞式直後に行われるアカデミー公認アフターパーティーのこと。プレビューだったこの日は報道陣のみが招待されたひと足お先のお披露目イベントだ。

 会場を入るとスワロフスキー・クリスタルをしずくのように散りばめたストリングが無数に天井から下がり、まるで別世界のよう。ガバナーズ・ボール製作責任者であるシェリル・チェケットさんによると、今年の会場デザインは地中海の建築美とモダン建築を混合し、「美しさとくつろぎ」をテーマにしたという。1,500人近くのゲストそれぞれに自由な空間をエンジョイしてもらおうとこれまで定番だった座席&テーブル指定制度を取り払い、代わりに小さなテーブルと豪華なソファーからなるゆったりとしたラウンジ・エリアが会場のそこここに設けられている。

 ゲスト全員にパーティーを楽しんでもらうためには料理やドリンクがゲストすべてにまんべんなく行き渡るようにすることが非常に大切なポイントだとシェリルさんは語る。これまでテーブル・リザーブ制だった時は料理もブッフェ形式で個人が食べたいものを取りにいくという形だったが、今年はゲストが個々に好きなラウンジ・エリアでくつろぎ、その間を縫ってウエイターがトレーに乗せたドリンクやオードブルをゲストにすすめるという形をとるため、これまで以上の心配りと労力が必要とされるという。

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 ガバナーズ・ボールのシェフは今年も有名シェフのウルフガング・パック氏。授賞式開催中のコダック・シアター客席では基本的にドリンクもフードも持ち込み禁止のため、多くの出席者たちが非常にノドを乾かせお腹をすかせてガバナーズ・ボールを訪れる。そのため今年のパーティー・メニューは特に食べやすいサイズ、そしてパーティー・テーマともなっている「くつろぎ」を重視してナイフとフォークというフォーマルさを取り払い、ゲストが会場内を自由に動きながらでも食べられるように配慮した小皿サイズの料理が主体となっている。

 すべてが一流のカスタム・メイドのこのパーティーはドリンクも特別。今年のアカデミー賞のために“デザイン”された特別ドリンクはその名も“レッドカーペット・グラマー”。バラの花びらを浮かべたゴージャスなカクテルである。また、ウルフガング・パック氏独自がブレンドした2007年もののPUCK銘柄のワインも当日ふるまわれるという。

 豪華な料理はもちろんのこと、お披露目イベントで報道陣たち注目を集めていたのはペストリー・シェフのシェリー・ヤードさんが考案した“3Dデザート”。オスカー像チョコを手にとる前に3Dグラスをかけて、チョコの乗っているトレーの前に立つとトレーの後ろにあるオスカー像が浮き出て見える……というものだ。シェリーさんいわく近年ハリウッドの“トレンド”からインスピレーションを得た趣向だという。

 アカデミー賞当日のガバナーズ・ボールで振舞われる料理の種類は50種類以上。イベントの後で残った料理は地域の恵まれない人たちに食事を配るチャリティー団体に、装飾に使用される生花は地域の老人ホームへ寄贈、パーティー会場の建築資材等もすべてリサイクルされるとのこと。慈善にもエコにも気を配る名実共に立派なガバナーズ・ボールなのである。

(レポート& 写真:明美・トスト/Akemi Tosto)

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