福田彩乃に犬が大興奮!? アカデミー賞5冠『アーティスト』愛犬家試写会開催

　2日、代官山のリストランテASOで映画『アーティスト』愛犬家試写会が行われ、ものまね界のニューアイドル・福田彩乃が犬のものまねを披露し、会場の犬を興奮させた。

映画『アーティスト』公開記念、犬同伴・愛犬家試写会写真ギャラリー

　アカデミー賞作品賞を含む最多5部門を受賞した本作。その賞賛の声は本作に出演するジャック・ラッセル・テリア犬のアギーにも及び、彼は犬のアカデミー賞と呼ばれる第1回ゴールデン・カラー（金の首輪）賞の受賞、さらにカンヌ国際映画祭でもパルムドッグ（最優秀犬）受賞という栄誉を受けている。ちなみに現在10歳のアギーは元は捨て犬で、安楽死寸前だったところを拾い受けられ、俳優犬としてデビュー。映画やテレビに数多く出演する人気者となったが、本作の出演を最後に引退を表明している。

　この日のイベントは、そんなアギーの名演技を犬と一緒に楽しもうという趣旨で、およそ20匹近くの犬たちを招待して試写会を実施。ゲストに、ものまね界のニューアイドルとして人気急上昇中の福田が来場し、犬たちの前で人気の持ちネタ、綾瀬はるか、ローラ、吉高由里子のものまねを披露した。

　一通りものまねを披露した福田のもとに、ものまねの神様が舞い降りたのは、犬のかぶりものをかぶって犬のものまねを始めたときだった。あまりにもリアルな福田の犬の鳴き声に、会場にいた一匹の黒い犬が思わず興奮（!?）。犬をも興奮させる福田のものまねに、愛犬家たちが集まった会場内は、大きな笑いに包まれた。

　イベント終了後、報道陣の取材に応じた福田は、「（黒い犬とは）今日は楽しいねとか、そういう話をしました」と笑顔。さらに彼女のものまねレパートリーである、馬、ニワトリといった動物ネタを披露すると、そのあまりのリアルさに報道陣からも感嘆の声が。さらに本作がサイレント映画ということで「サイレントものまねは？」というリクエストが飛び出し、「長澤まさみが笑ったところ」という顔まね芸を披露。会場を笑いに包んだ。（取材・文：壬生智裕）

映画『アーティスト』は4月7日より全国公開