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竹原ピストル、南相馬市でのライブを振り返る! 「鉄板ネタをしゃべってけど、思いっきりスベりました」

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サンダル履きがたまりません!
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 先月25日にアルバム「ROUTE to ROOTS」をリリースした、元野狐禅の竹原ピストルが収録曲、そして年間数百本にわたるライブへの情熱を語った。

「収録曲のほとんどは、こうなりたい、こうありたいという自分を歌っているんです」という竹原は、 「俺って、本当にブレブレな男なんです。ボンクラですよ。情けない男です!」と大口を開けて笑った。自分自身に最も近い収録曲は「俺、間違ってねえよな?」だという。「この作品が一番自分自身を歌っていますね。タイトルそのままに、『俺、間違ってねえよな? 』って問い続けている。それが、俺です」

 ブレブレな自分自身、と言いながらも、竹原の中でたった一つブレない部分。絶対に譲れないのが、「ライブへの熱い想い」だ。ルーツは、学生時代に続けていたボクシングにあるという。「高校のボクシング部のコーチに言われたんですが、ロードワークって、より長く走っていたやつのほうが試合で必ず勝てる。そう言われました」。竹原にとってのライブは、ボクシング部だった頃のロードワークと一緒だという。より多くのライブをこなすことが、竹原自身を強くする。

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 昨年3月11日に発生した東日本大震災のとき、竹原は偶然にも福島県にいた。「復興の花」は避難所となった三河台小学校の校庭で子どもたちとサッカーをした経験を元に生まれた曲だ。一年がたった3月のツアーでは福島県内の被災地を数か所回り、南相馬市でも初めてのライブを敢行。だが、そこに「被災地だから」という気負いはない。「ただみんなを楽しく、思いっきり笑わせたくて! それで、自分の中の最高の鉄板ネタをしゃべったんですけど、思いっきりスベりました!」。

 素朴な笑顔を浮かべた竹原の職業は「歌うたい」。今月1日から3か月にわたる、全国ツアーも始まった。北海道から沖縄の離島まで、ライブハウスでも、中学校でも、居酒屋でも、竹原は全力投球で歌う。繊細に紡がれる竹原の「詩」と、優しさの込もった素朴なトークを、一度は体験してみてもらいたい。(編集部:森田真帆)

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