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町山智浩、インド映画『ロボット』完全版に愛あるツッコミ! 「もう辻褄が合わなすぎ」

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(左から)ギンティ小林、町山智浩
(左から)ギンティ小林、町山智浩

 9日、日本でもヒットとなったインド映画『ロボット』の177分完全版の公開を記念し、評論家の町山智浩とライターのギンティ小林によるトークショーが渋谷TOEIで行われた。

映画『ロボット』写真ギャラリー

 すでに本作を何度か観たと思われる熱心な『ロボット』ファンで満員に埋まった場内に、2人は拍手を浴びて登場。着席用のイスが用意されていたが、ハチャメチャ作である本作に負けない勢いで、立ったまま約30分のトークを展開した。完全版では日本版でカットされていた空中庭園マチュピチュを舞台にした壮大なダンスシーンが見どころの一つとなっているが、2人はこのシーンを一刀両断。町山は「新婚旅行でカシミールへ行こうって言ったらなぜか急にマチュピチュになるし、しかもダンスシーンの歌の題名が『キリマンジャロ』って、もう辻褄が合わなすぎ」とバカ負けしたようにツッコみ、ギンティもこれに「日本だったら脚本家クビですよ」と追随していた。

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 さらに町山は、どこでつかんできたネタなのか「(作中でも印象的な)CGのシーンは、ラジニカーント(主演)の娘の会社がやってるそうですよ」と暴露。「娘の会社に金を流してヒドい。汚職だ」と苦笑いしながらもうひとツッコミ。また、そこから派生しツッコミはラジニカーント自身にも及び、「60過ぎてラブコメみたいのやってキツい」「普段ノーメイクだとしわしわのおじいさん」など、最後までいち早く本作を日本に紹介した、町山ならではの愛あるツッコミが止むことはなかった。

 本作はインド映画史上最高となる制作費37億円を費やし、超高性能ロボットとそれを生み出した天才博士がヒロインを巡って繰り広げるラブロマンスを、超絶アクション、歌とダンス、最新VFXで描く極上マサラムービー。(取材・文:長谷川亮)
 
映画『ロボット』完全版は渋谷TOEIにて公開中
日本版『ロボット』は新宿バルト9ほか全国公開中

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