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「おしん」28年の時を経て初の実写映画化!おしん役はプロアマ問わずオーディション!

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メガホンを取る冨樫森監督
メガホンを取る冨樫森監督

 1983年から1984年まで、NHK連続テレビ小説として放送された橋田壽賀子の代表作「おしん」が、28年の時を経て、初めて実写映画化されることが発表された。

 平均視聴率50%以上、最高視聴率60%以上と、いまだその記録が破られることのない高視聴率をたたき出した「おしん」。1984年には、小林綾子泉ピン子伊東四朗ら出演者を声優に迎えたアニメーション映画『おしん』が公開されていたが、実写映画として映画化されるのは、今回が初めて。

 明治時代末期、山形の貧しい農村に生まれ、いかなる苦難にも決してあきらめることなく、麗しく生き抜いたおしんの物語。今回の映画の中心は、小林綾子が演じたおしんの子ども時代。おしん役は、プロ、アマを問わず、全国的なオーディションを開催し、決定するという。

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 メガホンを取るのは、おしんの故郷である山形県出身で、映画『天使の卵』『あの空をおぼえてる』などを手掛けてきた冨樫森監督。「あれだけの人々をテレビにくぎ付けにしたドラマの魅力を引き継ぎつつ、人が生きてあることの素晴らしさを感じられる作品にしたい。舞台の山形はわたしの故郷。美しくも過酷な雪を背景に、小林綾子さんを超えるほどの新しい『おしん』をスクリーンに花開かせようと思っています」と新たな名子役の誕生を期待させる。

 世界75か国以上の国や地域で放送されたテレビドラマ版。映画『十三人の刺客』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』などを手掛けてきた中沢敏明プロデューサーは「『おしん』というコンテンツは、アジアに向けて今、最強のものと思う。そこには若い力が必要である。新しい力を持った映画は、未来へ、そして世界に発信できるものとわたしは確信している」と世界展開を視野に入れている。

 おしん役オーディションは、7月20日が第1次締め切り、8月31日が最終締め切り。8月初旬よりオーディションを開催し、10月初旬には合格者を決定。映画は、来年1月より山形県庄内地方および全域で撮影を開始し、2月のクランクアップ、2013年の公開を予定している。(編集部・島村幸恵)

映画『おしん』は2013年全国公開予定
映画「おしん」主演女優オーディション概要:http://movie-enter.com/feature/oshin/

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