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『苦役列車』がワールドプレミア上映!森山未來、中国語であいさつ!

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上海にて-森山未來&山下敦弘監督
上海にて-森山未來&山下敦弘監督 - (C) 2012「苦役列車」製作委員会

 19日(現地時間)、中国で開催中の第15回上海国際映画祭にて、映画『苦役列車』がワールドプレミア上映され、主演の森山未來山下敦弘監督が舞台あいさつに登壇し、中国語であいさつを行った。

映画『苦役列車』写真ギャラリー

 インターナショナル・フィルム・パノラマ部門のオフィシャル・セレクションに選出された本作。夜22時45分からの上映にもかかわらず、チケットは完売。600人以上のファンが会場に詰めかけ、「主人公の北町貫多がいろいろと経験して行くところが楽しめた。この物語がこの後どうやって発展して行くのかを上海の人たちに もう一度見せてほしいです」「とにかく俳優達の演技がとても良かった」と好評を得た。

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 この日、舞台あいさつに登壇し、中国語であいさつを行った森山と山下監督は、中国の方々と共に映画を改めて鑑賞。森山は「北町貫多という男が、登場人物一人一人と出会って行き、不協和音が重なって行く、その山下ワールドの面白さが上海のお客さんにも伝わっていたと思う。日本に戻ったら今度は日本のお客さんとも一緒に観てみたい」と手ごたえを感じた様子。

 山下監督は「上映を一緒に観ていて上海のお客さんの笑うところなど、反応がとても面白かった。 日本の人にしかわからない設定も映画の中に多いのだが、人物の動作など全体の印象で観てくれているような気がしました」とワールドプレミア上映の様子を振り返った。

 『苦役列車』は、芥川賞授賞式での「(一報を受けたとき)そろそろ風俗に行こうかなと思ってた……」の発言も話題となった西村賢太の私小説の映画化作品。森山が主人公の北町貫多役を務め、高良健吾が貫多と日雇い労働の場で出会う素直で真面目な専門学生・日下部正二役、前田敦子が原作にはないヒロイン桜井康子役で物語に華を添えている。私小説を青春映画風に仕立てた山下監督のセンスが光る。(編集部・島村幸恵)

映画『苦役列車』は7月14日より全国公開

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