大島優子の吹き替え、解禁！ピクサー最新作『メリダ』本編クリップが公開！

　ディズニー / ピクサー最新作の映画『メリダとおそろしの森』の本編映像が公開され、AKB48の大島優子によるヒロイン・メリダの日本語吹き替えが初公開された。自由を愛するメリダのイメージにぴったりという理由で抜てきされただけあって、大島は堂に入った演技を見せている。

大島優子の吹き替えが初披露！映画『メリダとおそろしの森』本編クリップ映像

　大島による吹き替えがついにお披露目されたのは、メリダが幼い弟たちに父王の武勇伝を語るシーン。飽きっぽい弟たちの興味を引くために微妙な声の陰影を使い分け、時に身振り手振りを交えるその語りには、観客も思わず物語に没入してしまうほど。そして、どう猛な熊のモノマネ！……と、声優にとっても腕の見せどころとなる重要な場面だ。

　また、自由を愛するメリダのキャラクターを背中に愛用の弓、口にはりんごという、まさにおてんばな格好が見事に表現。そんなメリダの声優を務めるにあたって、大島は「メリダはおてんばで男勝りだけど、母親をとても愛していて、前に進みたいという芯の強さを持っている」と語っており、ただおてんばというだけではないキャラクターの複雑さもよく理解してアフレコに臨んだ。

　先週末にいち早く公開された全米で本作はナンバーワンヒットを記録。ピクサーにとっては女性主人公による歴史物という初めて尽くしの作品となったが、初の長編アニメ『トイ・ストーリー』から13作連続の初登場1位獲得という快挙を成し遂げた。母と娘の交流を通して、家族の絆を描ききった本作はこれまでのピクサー作品同様、大人から子どもまで楽しめる作品に仕上がっている。（編集部・福田麗）

映画『メリダとおそろしの森』は7月21日より全国公開