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水谷豊、笑顔でクランクアップ!『少年H』焼け野原の神戸 韓国で大規模撮影

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吉岡竜輝と笑顔でクランクアップとなった水谷豊
吉岡竜輝と笑顔でクランクアップとなった水谷豊 - (C)2013「少年H」製作委員会

 妹尾河童のベストセラー小説を映画化する『少年H』の撮影が韓国・ハプチョンで行われ、出演する水谷豊が、空襲で焼け野原となった神戸を再現する大規模撮影に挑み、笑顔でクランクアップを迎えた。映画は7月3日をもってオールアップし、来年夏の公開を予定している。

 本作は、戦時の神戸を舞台に、好奇心旺盛な「少年H」こと肇の視点から戦争の時代に生きる人々を描いた、妹尾の自伝的小説の映画化。『鉄道員(ぽっぽや)』などの降旗康男監督がメガホンを取り、水谷豊と伊藤蘭が28年ぶり、また夫婦としては初共演で夫婦役を務める。

 韓国で撮影されたのは、タイトルバックにもなる戦前の神戸・旧外国人居留地と、空襲後に焼け野原と化した神戸という、全く異なる2つのシーン。韓国映画『ブラザーフッド』などで使用された、撮影目的の施設ハプチョン映像テーマパークにおいて、純粋な邦画では初となる撮影が行われた。

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 セットを燃やして再現されたのは、空襲後の火と煙が立ち上る、焼け野原の神戸の情景。その中を茫然と歩くシーンという、ラストカットの撮影を終えた水谷は「撮影が終わってしまった寂しい気持ちと、作品が完成するのが楽しみな気持ちを同時に味わっています。降旗組での毎日は遠足のようでした」と撮影を振り返る。また、焼け野原の撮影には「ここまで大規模な撮影は初めてだったので、演じているときはあまり熱さは感じなかったのですが、終わってみると熱かったなと」と笑顔でコメントした。

 その後の囲み取材では、息子・肇役の吉岡竜輝から「撮影の外ではおやじギャグを言ったり、ぼくの言うしょうもないことも褒めてくれる良いお父ちゃんでした」と普段のイメージと違った一面を暴露された水谷が、照れ笑いする一幕も見られた。また「韓国ロケはひとつの山場」という降旗監督は、撮影について「映画になるのはこれから。2か月の撮影は、楽しい仕事でした」と完成に向けた気合を感じるコメントを寄せている。(編集部・入倉功一)

映画『少年H』は2013年夏、全国東宝系で公開

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