月面ナチスお台場に襲来す!? 『アイアン・スカイ』フィンランド映画祭でオープニング上映決定！
第2次世界大戦後、月の裏側に逃亡したナチス軍の地球侵略を描くSF映画『アイアン・スカイ』が、9月に東京・港区のシネマメディアージュで開催される「フィンランド映画祭2012」でオープニングを飾ることが明らかとなった。この上映が本作のジャパンプレミアとなる。
2018年、ナチ帝国が大宇宙船団を率いて地球に攻めてくる！ という衝撃のプロットが話題の本作。月面ナチスが地球を蹂躙（じゅうりん）するという内容ながら、ドイツのベルリン国際映画祭でも上映され、観客から喝采（かっさい）を浴びた。
そんな本作は、フィンランド、ドイツ、オーストラリアの共同製作となっている。そのため日本公開を前に、9月15日からお台場で行なわれる「フィンランド映画祭2012」で上映されることとなった。またそれに合わせ、メガホンを取ったティモ・ヴオレンソラ監督の来日も決定。すでに続編と前日譚（たん）映画の製作まで決定してしまった本作について、ティーチインで語り尽くす予定だ。
会期中は、そのほかフィンランド映画も上映予定。日本公開に先駆けて『アイアン・スカイ』を観るのはもちろん、これまで同国の映画になじみがなかったという人にとっては、上映をきっかけにフィンランド映画の世界を知る機会にもなりそうだ。（編集部・入倉功一）
「フィンランド映画祭2012」は9月15日～21日までアクアシティお台場メディアージュ内 シネマメディアージュで開催
