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加瀬亮も出演!笑える介護映画『ペコロスの母に会いに行く』、長崎で制作発表!

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制作発表!
制作発表!

 23日、ホテルニュー長崎にて、映画『ペコロスの母に会いに行く』制作発表記者会見が行われ、本作への加瀬亮の出演が明らかになった。

 『男はつらいよ フーテンの寅』の森崎東(※「崎」は正式には旧字。「大」が「立」になります)監督のメガホンで、岡野雄一のコミックエッセイを映画化する本作は、認知症の母親とのおかしくも切ない日常を描いた作品だ。

 ペコロス(小さなたまねぎ)頭がトレードマークの主人公・岡野ゆういちを演じる岩松了のほか、原田貴和子竹中直人、加瀬亮、原作の岡野雄一、脚本を務めた阿久根知昭が出席したこの日のイベント。これまでバイプレイヤーとして活躍してきた岩松は「主人公なんてやったことがないのでとても大変な出来事だと思っています。高校まで長崎にいたが卒業してからはずっと東京にいる。今回原作を読んで、(東京に来て)自分が捨ててきたものが、すごく豊かに表現されているなと思った。森崎監督のことは、加瀬さんから『とても怖い人、首根っこをつかまれることもあるかも』と教えられて、非常に緊張していますが、監督についていきたい」と意気込みを語った。

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 主役の岩松に森崎組の様子をレクチャーした加瀬は、主人公ゆういちの父・岡野さとる役。「森崎監督の作品はデビュー作からいろいろ観ているが、いつもおかしくて笑わせながら何か心に立ち上ってくるものは温かいものがある。今回もあったかくて楽しいものになるよう精いっぱい努めます」と話した。

 一方、竹中はゆういちの友人・本田トオル役を務める。「27歳でデビューした当時は仕事のたびにギャグで笑わせることをやっていた。森崎監督の『ロケーション』に出演したときも同じようにやったら『余計な仕事をするな。お前のままでやれ』と怒られたのをよく覚えている」と森崎監督との思い出を明かし、「みんなは長崎にロケに来たときはやさしくしてね」とユーモラスにコメントを締めくくった。

 映画は9月4日に長崎市内でクランクイン。翌年2月の「長崎ランタンフェスティバル」での撮影も予定している。「監督なんてものはおらんでもいい。それでよか。まあこんなふうにやってみたいと思います」と気負わないコメントをしていた森崎監督の手腕に注目したい。(編集部・島村幸恵)

映画『ペコロスの母に会いに行く』は2013年夏に長崎で先行上映の後、秋に全国公開予定

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