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本仮屋ユイカ、イメージが違っていて不安だった…元キャバ嬢の弁護士役に挑戦

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元キャバ嬢の弁護士役に挑戦する本仮屋ユイカ
元キャバ嬢の弁護士役に挑戦する本仮屋ユイカ

 3日、渋谷区にあるNHK放送センターにて、プレミアムドラマ「そこをなんとか」の第1回完成披露試写会が行われ、主演の本仮屋ユイカが元キャバ嬢の弁護士役に挑戦した心境や、共演の市川猿之助の印象について語った。

「そこをなんとか」第1回完成披露試写会フォトギャラリー

 コメディータッチな作品ではあるものの、描かれている題材にはシリアスなものも多く、本仮屋は「演技のバランスがすごく難しかった」と撮影を振り返る。弁護士という役柄についても「たいていのことには動じない、すごくクールな職業というイメージがあった」といい、それだけに「喜怒哀楽がすぐに顔に表れる自分とは全くイメージが違っていて不安もあった」と明かした。

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 それでも「演技をして回を追うごとにタフさを獲得していく感じでした」というように、作品の仕上がりに不安はない。「演じている時点で十分に手応えは感じていましたが、第1回目を初めて見せてもらったとき、それ以上に面白くてびっくりしました」と出来栄えに笑みを見せていた。

 また、共演の市川猿之助とのコンビネーションも抜群で、本仮屋が市川を「空気の使い方、間の撮り方がすごくすてきで、とても影響を受けています」と評せば、市川は本仮屋を「手綱を締めるところは締め、緩めるところは緩めてといった感じ。女優さんというと気を遣う部分もあるけれど、変に周囲に気を遣わせるところもない。主演の振る舞いがきちんとできる人」と絶賛。作中では、そんな二人の掛け合いが一つの見どころとなっている。

 本ドラマは、元キャバ嬢の新人弁護士が金もうけを一番に考えながらも、実際にはお金にならない事件の弁護を引き受け、毎度失敗を重ねながら一人前の弁護士へと成長していく姿を描いた作品。(取材・文 名鹿祥史)

プレミアムドラマ「そこをなんとか」は10月21午後10時よりNHK BSプレミアムにて放送

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