ヒダカトオル、MONOBRIGHTから脱退を表明！独り立ち目指し円満離婚!?

　人気ロックバンドMONOBRIGHTに正式加入していた元BEAT CRUSADERSのヒダカトオルが12日、大阪で行われたライブフェス「MINAMI WHEEL 2012」でバンドとの円満離婚（脱退）を表明した。声明でヒダカは「アタイねぇ……独り立ちしようと思ってんの」と脱退理由をつづっている。

　同バンドとヒダカの「結婚」と称した、電撃加入が発表されたのは、2年前の「MINAMI WHEEL 2010」。それから2枚のシングルとアルバムを発表するなど、活動は順風満帆な様子であったが、くしくも同じ「MINAMI WHEEL」の会場で脱退が発表された。ライブ会場では当人たちのMCに加え号外が配布され、詰め掛けたおよそ800人のファンも騒然となったという。

　今回の脱退についてヒダカは「陽介。省伍。博之にタッキー。とっても楽しかった2年間をありがと……でも、サヨナラするね」とメンバーへの別れの言葉をつづると、バンドへの感謝と共に「MONOBRIGHTとして過ごした日々の、ステキな想い出を胸に、アタシは卒業します……私の事は嫌いになっても、MNBの事は嫌いにならないで下さいっ！」と某アイドルのセリフをマネてファンへメッセージを送った。

　またバンドも「今回の離婚は、僕らにとっても濃い～結婚生活を経て新たな世界へ旅立つ必然の離婚だと感じています。そして、スタートメンバーの4人に戻って、新たなmonobrightを表現する為に必要な離婚です」と円満な脱退であるとつづり、「今は、別々の道を歩むこととなったヒダカトオルと4人の新生monobrightの今後を、暖かく見守ってくださいますようお願い申し上げます」としている。

　この発表を受けバンドは、ニコ生での生中継も実施される「緊急離婚記者会見」を今月14日に実施する予定。今週にはニューアルバム「新造ライヴレーションズ」が発表されたばかりのMONOBRIGHT。来月7日に発売される「ムーンウォーク」が、シングルとしてはヒダカとの最後の作品になってしまった。（編集部・入倉功一）