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実写版にレオンが登場したのはなぜ? 「バイオハザード」プロデューサーが裏話を明かす

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舞台あいさつに登壇した製作陣
舞台あいさつに登壇した製作陣 - 左から、菅正太郎、神谷誠監督、小林裕幸プロデューサー

 27日、新宿ピカデリーで映画『バイオハザード ダムネーション』初日舞台あいさつが行われ、神谷誠監督、脚本の菅正太郎小林裕幸プロデューサーが出席した。この日は、劇中に登場する最凶のB.O.W.(有機生命体兵器)タイラントも登場し、会場を盛り上げた。

映画『バイオハザード ダムネーション』写真ギャラリー

 2008年に公開された前作『バイオハザード ディジェネレーション』は満席が続出し、3館での2週間限定公開だったにもかかわらず、観客動員3万3,000人、興収4,300万円という驚異的なヒットを記録。小林プロデューサーが「平日の昼ですらチケット取れなかったらしいですからね」と振り返ると、「券を持っていても入れないと苦情が来た」と神谷監督もコメントした。

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 それだけに、シリーズ第2弾の本作はまさにファン待望。前作同様、人気キャラクターであるレオン・S・ケネディが主人公となっているが、実は9月に公開された実写版『バイオハザードV:リトリビューション』にもレオンが登場している。そのことについて、小林プロデューサーは「ポール(・W・S・アンダーソン監督)が出したがったんですよ。(レオン役の)役者を探したんですが、見つからずにモデルさんを起用したと聞いています。あの髪型を作るのが大変だったらしいですね」と裏話を披露した。

 実写版、ゲームと新作ラッシュが続いた今年の秋は「バイオ祭り」との様相を呈しており、そのトリを飾る本作について神谷監督は「このバイオ祭りの勢いを盛り上げて終わらせたい。皆さんの応援があれば、次回作に続くと思うので、ぜひ周りの人に薦めてください」と観客に呼びかけていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『バイオハザード ダムネーション』は全国公開中

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