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塩谷瞬、偶然にも松田優作と同じ席に座り、不思議な縁に鳥肌!

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山口県でのエピソードを生き生きと語る塩谷瞬
山口県でのエピソードを生き生きと語る塩谷瞬

 24日、故・松田優作さんの出身地である山口県で開催中の、第4回周南「絆」映画祭で映画『カメレオン』が上映され、本作に出演する俳優の塩谷瞬がトークショーを行った。

 塩谷は、市川海老蔵主演の映画『出口のない海』の撮影で1か月ほど山口県に滞在していたことがあったそうで、「ここで一つの青春を生きさせてもらったので、懐かしいですね」と晴れ晴れとした表情を見せる。

 『出口のない海』の撮影の際に、ホテル近くの純喫茶店に足しげく通っていたという塩谷。そこで台本を読んでいた彼のもとにマスターが近寄ってきて、「兄ちゃん俳優なのか? その席でな、いつも新聞とかマンガを読みながらいつも楽しそうに語る奴がいたんだよ。知ってるかな、松田優作って」と言われたことを振り返り、「シビれましたね。だから『カメレオン』に呼ばれたのは不思議な縁でしたし、鳥肌が立ちました」とうれしそうな笑顔を見せる。

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 2008年の映画『カメレオン』は、脚本家・丸山昇一が優作さん主演の“遊戯シリーズ”第2弾として執筆するも、予算の都合によりお蔵入りとなった脚本「カメレオン座の男」が原案。本作で塩谷は、藤原竜也演じる伍郎の仲間である公介役を務める。

 そこに本作の脚本を書いた丸山が急きょトークショーに合流。「単なるアクション映画ではなく、青春映画としてのエッセンスを込めた。そういう意味で一番心を砕いたのが公介という役」と明かした丸山は、「僕は優作さんから役者をよいしょするな、次の現場で駄目になるからと。その代わりいいと思ったら素直にいいと言ってくれと教えられた」と前置きした上で、塩谷が公介役を演じることに「映画をやる以上、声が良くなくてはダメ。彼は背筋が伸びててカッコいいでしょ。映画を観てもらえれば分かるけど、半端に生きてこなかったというのが彼の背中を見れば分かる。彼は人間的な魅力があるでしょ。映画界で彼に注目して損はない」と褒める丸山の言葉に「うれしいですね」と笑顔を見せる塩谷だった。

 来年は『歌舞伎町はいすくーる』『ばななとグローブとジンベエザメ』『ゼウスの法廷』と3本の映画が待機中。さらに来年撮影予定の映画も数本予定されているという。映画俳優・塩谷瞬の今後の活躍に注目したい。(取材・文:壬生智裕)

第4回周南「絆」映画祭はテアトル徳山ほか山口県周南市内各所で開催中

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