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ハリー・ポッターの声優の小野賢章、新作映画で俳優としての生身を見てほしい

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俳優として映画に出演する小野賢章
俳優として映画に出演する小野賢章

 松村清秀監督の最新映画『ハピネス イン リトル プレイス』のプレミアイベントが行なわれ、主演俳優のひとりとして、映画「ハリー・ポッター」シリーズ日本語吹き替え版の主人公・ハリーの“声”として知られる俳優・小野賢章が出席。小野は「この映画で、実際の動く僕を見てほしい」と俳優としての意気込みを語った。この日はほかに、同じく主演の林明寛、松村監督も登壇した。

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 これまでサスペンスやホラーを手がけることの多かった松村監督の新作『ハピネス イン リトル プレイス』は、見るものをホッとさせるヒューマン・ドラマに仕上がっている。心に傷を負った人たちが集まる不思議なバーのバーテンダーを、小野、林、葵の3人が演じる。

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 監督は、制作にあたり、役作りに関してかなり無理な注文を連発したようで、小野には「チャン・グンソクをベースに」という注文が出たという。「ちょうどパーマをかけていた時期で、髪形だけ似てた。マッコリのCMからの発想ですよ」と、小野。「別のイベントでこれを言ったら、即座に『似てねー』って、お客さんに言われましたからね」と言葉を続けて、苦笑いをした。

 映画「ハリー・ポッター」シリーズや、アニメ版「黒子のバスケ」でも主人公、黒子テツヤ役を務めるなど、声優としての顔を持つ小野は「実写の映画は、アニメのキャラではなく、実際の僕を見てもらういい機会。声優は、声だけで伝えなきゃいけないけれど、俳優は表情や身体で表現できる。両方難しさがあるけれど、俳優として身体を使うのも楽しい」と俳優としての自信をのぞかせた。

 この日のプレミア上映会は、『ハピネス イン リトル プレイス』のほかに、主演3人のトーク・ショーやプレゼント抽選会、ビジュアル系ロック・バンドでも活動する葵の最新プロジェクト「168 -one sixty eight-」のミニ・ライブと、盛りだくさんな内容。詰め掛けた300名の観客たちとともに大いに盛り上がった。

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