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JASRACからの電話内容を明かした雅楽演奏家のツイートに、JASRAC側「事実関係を調査中です」

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岩佐堅志氏のツイッターアカウント(画像はスクリーンショット)
岩佐堅志氏のツイッターアカウント(画像はスクリーンショット)

 日本音楽著作権協会(JASRAC)からの電話内容を自身のツイッターで暴露した雅楽演奏家のツイートが話題になっている件について、JASRAC側が正確な事実関係の調査中であることを明らかにした。

 雅楽演奏家である岩佐堅志氏は今月12日、自身のツイッターで「さっき日本音楽著作権協会から電話が掛かってきた。JASRACね。9月の西宮公演の著作権使用料を申告しろ、という内容でした」とJASRACから電話を受けたことを報告。

 同氏は「千年前の音楽には著作権はありませんよ」と対応したことを明かし、「めちゃめちゃ上から目線の担当者は雅楽をがらくと読んでました。勉強しろよ」と電話主の横柄な態度と日本古来から伝わる雅楽への知識の低さを批判。不快感をあらわにしていた。

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 著作権の保護期間は、原則として作家の死後50年までと著作権法で決められている。雅楽の曲の中には、現代に入ってから作られた現代雅楽の曲目もあるが、同氏のツイートによれば西宮公演の演目は、管絃「平調調子」「越殿楽残楽三返」「陪臚」朗詠「嘉辰」舞楽「萬歳楽」など、いずれも日本古来から伝わる曲目ばかり。JASRACから同氏への電話は今回が3度目といい、「他の雅楽の人は電話掛かってこないのかなあ?」と疑問を示している。

 同氏のツイートに対し、ネット上では、「音楽を扱う仕事のくせにガラクとは!」という意見のほか、「新種の詐欺じゃないの?」「雅楽も新曲はあるし、JASRACは自分の仕事をしてるだけでは?」などさまざまな意見が寄せられている。

 本件についてJASRACに問い合わせたところ、広報担当者は「現在事実関係を調査中です」とコメントした。(編集部・森田真帆)

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