『フィールド・オブ・ドリームス』の野球場が、投資グループによって巨大な野球施設に!
ケヴィン・コスナーが1989年に出演し、アカデミー賞作品賞にもノミネートされた秀作『フィールド・オブ・ドリームス』で、トウモロコシ畑を野球場にしたあの有名な観光地が、投資グループ、ゴー・ザ・ディスタンス・ベースボールによって買い取られたことがCBSニュースによって明らかになった。
投資グループ、ゴー・ザ・ディスタンス・ベースボールは、シカゴの開発事業者のマイク&デニス・スティルマンや、元メジャー・リーガーのウェイド・ボッグスらが所属するグループで、彼らがドン&ベッキー・ランシングが所有していた193エーカーのこの土地を340万ドル(約2億8,900万円)で買い取ったようだ。もっとも2年前から540万ドル(約4億5,900万円)で売りに出されていたが、なかなか買い手が付かず、この度ようやく同投資グループに決まったようだ。ちなみに、『フィールド・オブ・ドリームス』で主演したケヴィン・コスナーにも、2度売買の話を持ちかけていたそうだ。(1ドル85円計算)
さらにゴー・ザ・ディスタンス・ベースボールは、土地の所有者によって映画撮影後もプレーが可能だったこの野球場を、野球やソフトボールなどをプレーできる24の野球場やクラブハウスを建設し、今年の後半期にその建設を着工する予定でいるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)