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『ファンタズム』シリーズのドン・コスカレリ監督がポール・ジアマッティとタッグを組んで奇妙なホラー映画を製作!

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ドン・コスカレリ監督
ドン・コスカレリ監督

 映画『サイドウェイ』の演技派俳優ポール・ジアマッティが製作総指揮を務め出演したホラー映画『ジョン・ダイズ・アット・ジ・エンド(原題) / John Dies at the End』について、ドン・コスカレリ監督と共に語った。

ポール・ジアマッティ主演映画『サイドウェイ』フォトギャラリー

 同作は、大学を中退した男デイヴ(チェイス・ウィリアムソン)は、友人ジョン(ロブ・メイズ)がボーカルを務めるバンドのイベントに参加する。ところが、そこで奇妙なジャマイカ系ドラッグディーラーが、ジョンや参加者にドラッグを与えたことで幽体離脱したり、奇妙なモンスターを見る現象が起き始め、死者まで出てしまう。そこでデイヴは、幽体離脱したジョンと共に、その原因を追及していくというコメディー調のホラー作品。ポール・ジアマッティは、この謎の事件を追及する記者を演じている。監督は映画『ファンタズム』シリーズのドン・コスカレリ。

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 原作者デヴィッド・ウォンの同名小説を映画化した経緯について、コスカレリ監督は「僕のやめられない楽しみの一つがゾンビ小説を読むことで、毎年何冊かアマゾンで本を購入して読んでいるんだ。ある日、ゾンビ小説好きならば、デヴィッド・ウォンが執筆したこの小説も好きだろうとアマゾンのサイトで薦められた。興味深く思って買って読んでみたら、ものすごく面白かった。僕はデヴィッド・ウォンのクリエイティブな才能に惹かれ、彼から映画化への著作権を得ることになった」と答えた。

 映画内に登場するアニメシーンについて「テレビアニメ『ジャッキー・チェン・アドベンチャー』の絵コンテを手掛けたデヴィッド・ハートマンが今作のアニメを担当し、さらに彼は、この映画に登場するミートモンスター(肉の形のモンスター)のイラストにもかかわってくれた。彼のおかげで人の形をしたミートモンスターを作り上げることができたよ。もっともデヴィッドとは、映画『プレスリー VS ミイラ男』でもタッグを組んでいるんだ」と語った。

 今作の製作総指揮を務めたジアマッティは「実はドン監督と共に『プレスリー VS ミイラ男』の続編を制作するために会合したんだ。その映画に僕は出演し、僕のプロダクション、タッチー・フィーリィー・フィルムズを通してプロデュースもする予定でいた。ところが製作資金が調達できずに滞ってしまい、そこで彼がこのデヴィッド・ウォン原作の映画化を勧めてくれ、最終的に『プレスリー VS ミイラ男』の続編を制作せずに、この映画を手掛けることになったんだ」と述べた。

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 最後にコスカレリ監督は、原作に登場する犬の名はモーリーだが、映画ではバークリーに変わっていて、それは今作に使用した犬がバークリーという名で、そう呼ばなければ犬が反応しなかったからだ、と明かした。映画はホラー、コメディー、アニメ、ドラッグによる幽体離脱などが描かれ、普通なら一貫性のある作品を望めそうにないが、なぜか不思議としっくりいくストーリー構成になっている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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