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工藤夕貴「やっと20歳に…」主演作初日にサプライズでバースデーをお祝いされる

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会場中から誕生日を祝われた工藤夕貴
会場中から誕生日を祝われた工藤夕貴

 19日、新宿ピカデリーで映画『カラカラ』初日舞台あいさつが行われ、今月17日に42歳の誕生日を迎えた主演の工藤夕貴が、会場からバースデーソングの大合唱で祝福されるという一幕があった。

映画『カラカラ』初日舞台あいさつフォトギャラリー

 カナダ人男性と沖縄の主婦が沖縄の島を旅することで人生を見つめ直す姿を描いた本作。全編沖縄ロケが敢行されていることから、沖縄では全国に先駆けて先行上映を実施。「沖縄の魅力がよく現れた映画」と評判も上々だった本作がついに全国公開初日を迎えた。ほぼ満席となった劇場内を見渡したクロード・ガニオン監督は感無量の表情を浮かべながら「お客さんがいっぱいでうれしいです」と流ちょうな日本語であいさつ。

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 現在、工藤は静岡県に在住。朝の5時に起床して、劇場にやってきたと切り出した工藤は「芸能生活始まって以来、こんなに早くからやってきた舞台あいさつは初めて。皆さんが来ていただけるのか不安でしたが、こんなにたくさんの方に来ていただいて感謝しています」とこちらも感激の表情。さらに「わたしにとっても、今までの作品と違って、人間としてのコネクションがあまりにも強い映画で、わたしは演じただけなのに、一緒に作り上げたような気持ち。大事な映画です」と本作への思いの大きさを付け加えた。

 1月17日に誕生日を迎えた工藤をお祝いするために、この日のイベント内では工藤に内緒で、マリンブルーの『カラカラ』特製バースデーケーキが登場。沖縄の楽器である三線で「ハッピーバースデートゥーユー」が奏でられると、会場内が一体となってバースデーソングを大合唱した。

 満面の笑みを浮かべた工藤は「やっと20歳になりました、うそうそ! こんなに多くの方の前で祝っていただいたのは、20歳くらいのとき以来だったので久しぶり。めちゃくちゃうれしいです。あ、でも年齢のことは(記事に)書かないでくださいね」と冗談交じりにコメント。その後、ガニオン監督と宮平貴子プロデューサーとしっかりとハグをし、感謝の気持ちを表していた。(取材・文:壬生智裕)

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