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『三丁目の夕日』須賀健太、能年玲奈の恋人役に初々しい悩み!

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新境地をひらいた須賀健太
新境地をひらいた須賀健太

 26日、沖縄の米軍機墜落事故を題材にした映画『ひまわり ~沖縄は忘れない、あの日の空を~』初日舞台あいさつが新宿武蔵野館で行われ、長塚京三須賀健太福田沙紀及川善弘監督が登壇した。

映画『ひまわり~沖縄は忘れない、あの日の空を~』フォトギャラリー

 『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの淳之介役で人気子役としてブレイクした須賀も、今や18歳の高校生。劇中では、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインを務める能年玲奈の恋人の大学生を演じており、「自分より年上の役も、恋人のいる役も初めてなのでどういう感じか悩みました」と初々しい悩みを明かしつつ、「手探りも大きかったですが、監督と話しながらお芝居させていただきました」と笑顔でアピールした。

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 本作の題材となった事件が起きたのは1959年。そのため、須賀と福田は本作に関わるまで事件のことを知らなかったが、本作をきっかけに大きく心を動かされたという。須賀が「(事件のことを)家族で話していただけるきっかけになれば」と話せば、福田も「改めて家族の絆や人を思う気持ちを考えさせられました。人と人とのつながりは温かくて、すごく心が温まる映画になっていると思います」と語った。

 最後は及川監督が沖縄に伝わる「ちむぐりさ」という「同情とは違う相手の痛みや悲しみを共有して分かち合う」意味の方言を紹介し、「こういう言葉を持つ沖縄の人たちのドラマや歴史や、悲しい出来事から一歩進めていこうという姿と共に、これからの沖縄の歩みに共感していただきたい」とメッセージ。観客にゆっくりと頭を下げていた。

 同作は1959年に米軍ジェット戦闘機が沖縄の宮森小学校に墜落した「宮森事件」を題材にした人間ドラマ。大学のゼミで事件の真相を調べる孫(須賀)と、事件の当事者で多くの友人を失い今も心の傷が癒えない祖父(長塚)との交流を通し、沖縄の悲しい現実を浮き彫りにしていく。(取材・文:中村好伸)

映画『ひまわり ~沖縄は忘れない、あの日の空を~』は新宿武蔵野館ほかにて公開中

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