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国民的美少女、『おしん』で銀幕デビュー

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『おしん』での銀幕デビューが決まった井頭愛海
『おしん』での銀幕デビューが決まった井頭愛海

 2012年8月に開催された第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞した井頭愛海(いがしら まなみ)が、映画『おしん』で銀幕デビューを飾ることが明らかになった。井頭は、本作で演技に初挑戦することになる。

おしん役濱田ここねとは?-映画『おしん』制作発表会見写真ギャラリー

 1983年から1984にかけて放送され、平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%のいまだ破られることのない、ドラマ史上最高視聴率を記録した国民的ドラマを、30年の時を経て、おしんの子ども時代にスポットを当て、映画化する本作。おしん役に、2,471名の公募の中から濱田ここねが決定したほか、オリジナル版で泉ピン子が演じたおしんの母・谷村ふじを上戸彩が演じ、泉がおしんの奉公先である加賀屋の大奥様・八代くにを演じることが発表されていた。

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 今回、新キャストとして発表された井頭は、加賀屋の10歳の長女・かよ役で出演する。井頭は、大阪府堺市出身で現在小学6年生の12歳。「『おしん』がすばらしいドラマということは、親から聞いて知っています」という井頭が、最初はおしんを小ばかにし、しかしその人柄に触れ徐々に心を開いていくという難しい役柄に、初の演技で挑むことになった。

 なお、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを獲得したのは、吉本実憂と小澤奈々花の2名。井頭が受賞したのは、審査員特別賞だったが、同じく全日本国民的美少女コンテストがデビューのきっかけであり、『おしん』で共演する上戸も、受賞したのは、グランプリではなく、審査員特別賞だった。まさに、上戸の後継者といえる井頭愛海、まずは初演技での大役に注目したい。

 なお、『おしん』は、2月中旬より撮影を開始し、氷点下を超える記録的寒波の中、オール山形ロケで撮影を行っている。監督、脚本は、『あの空をおぼえてる』の冨樫森監督と山田耕大。濱田、上戸、泉、井頭のほか、オリジナル版でおしん役を務めた小林綾子、岸本加世子、乃木涼介、吉村実子、満島真之介、ガッツ石松の出演が発表されている。(編集部・島村幸恵)

映画『おしん』は10月公開予定

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