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「第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」最高賞は『イエローキッド』!アメリカ本選に出品!

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アメリカの外国語映画部門に進む真利子哲也
アメリカの外国語映画部門に進む真利子哲也

 10日、渋谷区神宮前のCopon Norpで「第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」授賞式が行われ、真利子哲也監督の映画『イエローキッド』が最高賞のファイナル・グランプリを獲得した。

「第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」授賞式ギャラリー

 米国ビバリーヒルズで行われている「ビバリーヒルズ映画祭」(BHFF)は、世界市場を視野に、これからの映画界を支えるクリエイターを発掘しサポートすることを目的とした国際映画祭であり、4月の開催で13回目を迎える。今年から新たに日本部門が開設。そこで、同映画祭コンペティションに出品される日本代表作品を選考する「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」が開催されていた。

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 今回最高賞に選ばれたのは、真利子哲也監督の『イエローキッド』。『NINIFUNI』の真利子監督がわずか200万円の予算と、たった2週間という期間で撮り上げた作品で、ボクシングと漫画という2つの世界をテーマに、主人公たちが現実と虚構の間を疾走するさまをスピード感たっぷりに描く作品だ。

 『イエローキッド』は本場BHFF外国語映画部門の本選に出品されることになり、世界への扉が開かれることとなる。壇上に立った真利子監督は「これから自分に何が起きるのか把握できていないですが、自分にできる限りのことを尽くして映画を作りたいと思っているので、その過程としてうれしく思います。これでようやくゴングが鳴った気がします。よりいっそう頑張りたいと思うので、よろしくお願いします」と喜びのコメントを寄せた。

 この日、女優の朱永菁と共に司会を務めた俳優の柏原収史も、若手監督の登竜門的な本映画祭に「第2回、3回と、世界に日本の映画を発信する場になればいいですね」と期待のコメント。また柏原は今回が司会業初挑戦となったが、「司会をやるにあたり、(バンド仲間でお笑いコンビ・チュートリアルの)徳井(義実)くんに相談したところ、『収ちゃんなら大丈夫だと思うけど一つだけ、間違えてもいいからおどおどしなければ大丈夫』とアドバイスをいただきました。本当に良い経験をさせてもらいましたね」と充実した表情を見せていた。(取材・文:壬生智裕)

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「第1回ビバリーヒルズ映画祭ジャパン」各部門の受賞結果は以下のとおり

長編部門グランプリ:『イエローキッド』(真利子哲也監督)
短編部門グランプリ:『5windows』(瀬田なつき監督)
長編ドキュメンタリー部門グランプリ:『はだしのゲンが見たヒロシマ』(石田優子監督)
長編アニメーション部門グランプリ:『ヘルズ』(山川吉樹監督)

ファイナル・グランプリ作品:『イエローキッド』(真利子哲也監督)

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