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鬼才パク・チャヌク来日決定!ハリウッドデビュー作がついに上陸!

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約3年半ぶりの来日が決まったパク・チャヌク監督(右)
約3年半ぶりの来日が決まったパク・チャヌク監督(右) - (C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

 韓国の鬼才パク・チャヌク監督が、ハリウッドデビュー作『イノセント・ガーデン』を引っ提げ、5月21日に来日することが決まった。滞在中はチャヌク監督が登壇するプレミア試写会などが実施される予定。同監督の訪日は、2009年11月に開催された第10回東京フィルメックスでの『渇き』上映以来、約3年半ぶりとなる。

映画『イノセント・ガーデン』場面写真

 第57回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した『オールド・ボーイ』(2003)で旋風を巻き起こし、前作『渇き』(2009)でも同映画祭審査員賞に選ばれた世界の巨匠チャヌク監督。満を持してハリウッドデビューを飾った今作『イノセント・ガーデン』は、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ、『ウォッチメン』『シングルマン』のマシュー・グード、そして大スターのニコール・キッドマンと豪華なキャストも話題を集めている。

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 「自分でも脚本を書いてはいるが、時には、他の人が書いたものに取り組んでみたいと思うこともある」と今作について語ったチャヌク監督は、「すばらしい脚本が手に入るのを待っていた時に、受け取ったものの中で一番の可能性を感じたものだった」とドラマ「プリズン・ブレイク」シリーズの主演ウェントワース・ミラーが名前を伏せ、8年かけて完成させた運命の脚本との出会いを振り返る。

 ハリウッドからのオファーにより実現した今回の新しいチャレンジにも「これだけの力を持った脚本だったら、どんな言語を使っているかは関係なかった」と自信を見せたチャヌク監督。今年のサンダンス映画祭でのワールド・プレミア以降、ロンドン、ソウル、ニューヨークなどを経て、ついに日本上陸を果たす。

 『イノセント・ガーデン』は、唯一の理解者である父を亡くした娘(ミア)とその母親(ニコール)の家庭に、長年行方不明だった叔父(マシュー)がやってきたことで、不可解な事件が起こり始めるミステリー。(編集部・小松芙未)

映画『イノセント・ガーデン』は5月31日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国公開

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