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『ダークナイト』銃乱射事件の被告、精神鑑定へ 心神喪失の申し立て認められる

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心神喪失を理由に無罪を主張しているジェームズ・ホームズ被告
心神喪失を理由に無罪を主張しているジェームズ・ホームズ被告 - Handout / Getty Images News / Getty Images

 昨年7月、米コロラド州オーロラの映画館で起きた銃乱射事件で、殺人などの罪に問われ、心神喪失を理由に無罪を主張しているジェームズ・ホームズ被告の申し立てが認められ、被告は精神鑑定を受けることになった。Los Angeles Timesが報じた。

 ホームズ被告は、映画『ダークナイト ライジング』を上映中の映画館で銃を乱射し、12人を殺害、70人以上にケガをさせたとして、116の第一級殺人罪で起訴されている。精神鑑定は数か月にわたって行われ、事件当時に被告が正常な精神状態にあったかが検査される。

 検察側は被告に死刑を求刑する方針を明らかにしているが、もしも心神喪失を理由に無罪になれば、無期限で精神病院に収容されることとなり、まれに医師の判断で釈放される可能性もあるという。(編集部・中山雄一朗)

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