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フランソワ・オゾン監督作でフランス映画祭が開幕!ナタリー・バイら豪華ゲストも来場!

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フランス映画祭に来場したフランソワ・オゾン監督
フランス映画祭に来場したフランソワ・オゾン監督

 21日、有楽町朝日ホールで「フランス映画祭2013」が開幕となり、フランソワ・オゾン監督をはじめ、ベテラン女優のナタリー・バイらフランス映画界を代表する豪華ゲストたちが来場した。

ナタリー・バイら豪華ゲスト!フォトギャラリー

 毎年恒例のフランス映画祭も今回で21回目。「有楽町でフレンチシネマに恋する4日間」をテーマに、フランスから上陸した最新映画を数多く上映する。この日の会場にはほかにも、ジャック・ドワイヨン監督やその娘で女優のルー・ドワイヨンリュディヴィーヌ・サニエらが来場。中でも、団長を務めたナタリー・バイにはひときわ大きな歓声が上がった。

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 壇上に立ったナタリーは、まず「アリガトウ!」と日本語であいさつ。さらに「東京に来ることができて光栄です。感動で胸がいっぱいです。今回の映画祭でいろいろな映画が紹介されて、感動していただけることを切に願っております」と呼び掛け、映画祭の開幕を高らかに宣言した。

 今年のオープニング作品に選ばれたのは、今秋公開予定のフランソワ・オゾン監督作『イン・ザ・ハウス(英題) / In The House』。オゾン監督らしい毒っ気のある物語と、ユーモラスな語り口に満足した様子の観客たちは上映後、万雷の拍手でオゾン監督と主演のエルンスト・ウンハウアーを出迎えた。続けて行われたQ&Aでは、「オゾン監督なら毎年来てほしい」「世界で最も愛する監督に会えてドキドキして倒れそう」といった観客たちの熱烈なラブコールが送られた。

 同作は、作文を教える高校教師が、級友の家をのぞき見る内容の文章を書き続ける生徒・クロードに文学指導を行ううちに、一線を踏み越えてしまう……という物語。クロードが語るフィクションの世界の中に、物語の読み手である高校教師が入り込む描写や、劇中でウディ・アレンの映画を観るシーンなど、アレン映画にオマージュをささげる描写が随所に散りばめられている。

 観客からもそのような指摘があると、オゾン監督は「確かにオマージュをささげていると思う」と同意した。その後もオゾン監督には次々と質問が投げられたが、あっという間に時間終了。日本語で「アリガトウゴザイマス!」と謝辞を述べるオゾン監督たちに、観客は大きな拍手を送っていた。(取材・文:壬生智裕)

「フランス映画祭2013」は24日まで有楽町朝日ホールにて開催中

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