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『モンスターズ・ユニバーシティ』で12年ぶりタッグ!爆問・田中とホンジャ石塚が思いを語る

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サリー役の石塚英彦とマイク役の田中裕二
サリー役の石塚英彦とマイク役の田中裕二 - 写真:奥山智明

 名作『モンスターズ・インク』の12年ぶりの続編として描かれたのは、マイクとサリーの学生時代を描く前日譚(たん)だ。その『モンスターズ・ユニバーシティ』の吹き替えに挑んだ 石塚英彦ホンジャマカ)と田中裕二(爆笑問題)が本作の魅力を語った。

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 前作に引き続き、サリーを石塚が、マイクを田中が演じ、12年ぶりの共演が実現。本作の舞台は、タイトルの通りマイクとサリーが出会った大学「モンスターズ・ユニバーシティ」。幼少期に「モンスターズ・インク」で見た“怖がらせ屋”に憧れ、一心不乱に勉強をして名門大学へ入学した努力家マイクと、怖がらせ屋の名家のサラブレッドで自信家のサリーが、いかにして友情を育んだかが描かれる。

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 大学時代にさかのぼった設定だが、「声を若返らせるということは考えなかった」と田中はキッパリ。「心配はたくさんあったけど、『若い声を』とか『若い演技を』って言われてもやりようがないから、監督の指示に従うことにしたんですよ。作品を観て、違和感はなかったので、その方法で正解だったと思っています」と語る。

 一方の石塚は「前作では、実は声を低めにすることを意識しながら演技をしたんです」と裏側を告白。「僕の地声は、前作のサリーよりも高いんで、今回はより素の自分の声に近いところで演技できたかな、って思います。ただ、大柄な人って声が太くて低いイメージがあるじゃないですか。だから、サリーに関しても、声のトーンが高くなりすぎないように注意しました」と、見た目からしてサリーに近い、石塚らしい思いを吐露した。

 また、自身の大学時代を振り返ると、田中は「当時は役者なりタレントなり、っていう道に進もうという気持ちは漠然とありました。だから、今作のマイクには共感しますね。怖がらせ屋になろうと思って、その専門学部に入るわけですから」とマイクへの共感をあらわに。石塚は「僕は高校の頃から俳優志望だったんですが、俳優になれなかったときのことを考え、大学は経済学部。でも、大学に進学しても夢を諦めきれず、2年生のときに休学して劇団に入団したんですよ」と思い出を語った。(取材・文:よしひろまさみち)

映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は7月6日より2D・3D同時公開

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