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トミー・リー・ジョーンズの格好良すぎる特技とは?『プラダを着た悪魔』監督明かす

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デヴィッド・フランケル監督
デヴィッド・フランケル監督

 『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督が、最新作『31年目の夫婦げんか』でタッグを組んだトミー・リー・ジョーンズの意外な特技を明かした。フランケル監督が明かしたトミーの意外な特技とは、「ポロ」。ファッションブランド「ラルフ・ローレン」のロゴマークとしても知られる、馬に乗って行う球技だ。

映画『31年目の夫婦げんか』フォト

 フランケル監督は、撮影の合間にトミーに農場に連れられ、ポロの手ほどきを受けたのだという。日本では、サントリー缶コーヒーBOSSレインボーマウンテンのCMで演じる「宇宙人ジョーンズ」としても馴染み深いトミーだが、フランケル監督によると、その人柄は「いつも何かに挑戦するのを楽しんでいるような人」だそう。『31年目の夫婦げんか』でもトミーは、妻ケイを演じたメリル・ストリープとの共演が楽しくて仕方がないといった様子で撮影に臨んでいたという。

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 フランケル監督とメリル・ストリープが『プラダを着た悪魔』以来6年ぶりのタッグを組んだことも話題の『31年目の夫婦げんか』。メリルが演じたケイは、『プラダを着た悪魔』で演じた横暴なファッション誌の編集長ミランダとは正反対といえる、トミー演じる夫との関係に悩むナイーブな妻だった。対照的なメリルの演技を目の当たりにしたフランケル監督は、メリルの才能について、「どんどん新しいことに挑戦していくところもすごいと思うけど、毎テイク違う表情を見せてくれるのには驚くよ。それは監督として撮影現場で見ていても魔法のように感じてしまうほどなんだ」と明かしている。

 『プラダを着た悪魔』で、ファッション業界を舞台に、社会で奮闘する女性の物語を紡ぎ、多くの女性たちの共感を得たフランケル監督。実は、『プラダを着た悪魔』では、アン・ハサウェイが演じた主人公やメリルが演じたミランダといったキャラクター、ファッション業界といった題材を魅力的に感じるも、脚本には納得がいかず、新たな脚本家を雇うなどの苦労があったそう。しかし、最新作『31年目の夫婦げんか』では、その必要がなかった。メリルが演じたケイの心情を理解するのには、女性である脚本家やメリルの力も借りたというが、『31年目の夫婦げんか』は、『プラダを着た悪魔』とはまた違った立場の女心の真に迫った作品になった。フランケル監督は「この映画に描かれるのは、世界中の誰もが抱えることになるであろう問題。夫婦の関係を取り戻すきっかけになってくれたらうれしいよ」と最新作について語っている。(取材・文:編集部 島村幸恵)

映画『31年目の夫婦げんか』は7月26日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿シネマカリテほか全国順次公開

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