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劇団ひとり初監督!大泉洋主演で自著「青天の霹靂」を映画化

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初共演にして“親子”役! - 劇団ひとりと大泉洋
初共演にして“親子”役! - 劇団ひとりと大泉洋

 お笑い芸人の劇団ひとりが、自身の小説第2作の映画化作品『青天の霹靂』で映画監督デビューを果たすことがわかった。本作は、天涯孤独の売れないマジシャン・轟晴夫が40年前にタイムスリップして若き日の父・正太郎と母・悦子に出会い、自身の出生の秘密を知るという物語。晴夫には大泉洋、正太郎には劇団ひとり、悦子には柴咲コウがふんする。

映画『青天の霹靂』フォトギャラリー

 小説第1作「陰日向に咲く」がベストセラーになり、岡田准一主演で映画化までされている劇団ひとりだが、今回の監督デビューには「まさに青天の霹靂(へきれき)でございます」と驚きを隠さない。それでも「いつか映画にできたらという思い」で執筆したというだけあって、「大泉さん独特の悲哀と柴咲さんの愛らしいちゃめっ気を楽しみにしています」と念願の映画化に胸を膨らませた。

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 40年前にタイムスリップした晴夫(大泉)が、ひょんなことから父親の正太郎(劇団ひとり)とマジシャンコンビ「ペペとチン」(インド人と中国人という設定)を組んで舞台に立つのも本作の見どころの一つ。「以前からひとりさんの笑いや小説のファンでしたから、今回のオファーはとてもうれしかったです」と振り返った大泉だが、マジック練習には悪戦苦闘しているようで「何とか役をマジシャンからコメディアンに変えてもらえないかと日々頼んでおります」と笑いながら打ち明けている。

 ヒロイン役の柴咲は「劇団ひとりさんも大泉洋さんも2度目の共演。お二方とも撮影時は心遣いのある方で、とても楽しく撮影できた思い出があります」と8月のクランクインを心待ちにしている様子。「脚本はスっと心に入ってきて、情景が浮かびやすかったです。タイムスリップという誰もが夢に抱く一つの大きなフィクションの下、その時代の趣きや良さ、そしてその中で生まれる人情や情愛を丁寧に表現できれば、と思っております」と意気込んだ。

 脚本は、劇団ひとりと「僕の生きる道」「フリーター、家を買う。」など数々の名作テレビドラマを生み出してきた橋部敦子が共同で執筆しており、原作にないクライマックスのアイデアも生まれているという。プロデューサーの川村元気が「一人舞台の演出の緻密さを見て、この人は絶対に映画監督ができると思った」と全幅の信頼を寄せる劇団ひとりの手腕に注目したい。(編集部・市川遥)

映画『青天の霹靂』は2014年全国公開

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