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アシュトン・カッチャーを直撃、話題作『スティーブ・ジョブズ』とは?

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アシュトン・カッチャー
アシュトン・カッチャー - Ilya S. Savenok / WireImage / Getty Images

 映画『バタフライ・エフェクト』などでおなじみのアシュトン・カッチャーが、新作『スティーブ・ジョブズ』について語った。

映画『スティーブ・ジョブズ』場面写真

 同作は、コンピューター技術に惹(ひ)かれ、大学を中退してゲーム機会社アタリで働き始めたスティーブ・ジョブズ(アシュトン)が、やがて友人スティーブ・ウォズニアックらと共にアップル社を設立し、重役やスタッフなどと時に対立しながらも、さまざまな革新的な製品を生み出していく過程を描いたドラマ作品。

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 スティーブはスタッフに無理難題を押し付けていたこともあり、スタッフとの関係を問題視する人もいたが、アシュトンは「僕個人は、そんな無理難題を押し付ける彼の仕事ぶりを賞賛しているんだ。スティーブ・ジョブズの(仕事への)アプローチは、人によってはぶっきらぼうで、不親切に感じるかもしれない。でもそんなアプローチによって、彼はスタッフに完璧な要求ができて、部下の能力を向上させた。だから僕はおいとコンピューターで会話でき、80歳の祖母はソーシャルネットワークで料理のレシピや写真をシェアできている」と答える。

 自身とスティーブとの共通点について、アシュトンは「僕もスティーブのようにテクノロジーに情熱を持ち、一時期は生化学のエンジニアになるため、大学で生化学を専攻していた。だから、彼のようなエンジニアの観点は多少理解できるし、アップル製品のアート性やデザイン性にはスティーブの情熱を感じる。それに、日常生活で問題が生じた際に、(その場で)解決しながら効率よくやることが好きで、日々そうしていることはスティーブと似ている」と明かした。

 アシュトンはこの作品を通して、「大学を卒業しても仕事がなかったり、自分に適した仕事に就けないかもしれない。だからといって、『世界は自分に何も提供してくれない』と言うのではなく、『自分自身が世界に何を提供すれば良いか』と自分に問うべきだ」と伝えたいという。そして、「若者たちが自分たちの暮らす世界を創造していけるような刺激的な映画にしたい」と本作に込めた熱い思いを語った。

 映画は、株主よりも顧客を常に気に掛けながら製品を手掛けるスティーブ・ジョブズの人生が鮮明に描かれ、彼の人生だけでなく、経営学の視点でも興味深い作品になっている。(取材・文・細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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