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年間犯罪数10万3,480件、5分に1度は事件が起きるロサンゼルスの危険地帯について、DJ小林克也とラッパーZeebraが熱く語る!!

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ブラックカルチャーの興味深い話を披露した小林克也(左)とZeebra
ブラックカルチャーの興味深い話を披露した小林克也(左)とZeebra

 ブラックカルチャーに詳しいDJの小林克也とラッパーのZeebraが18日、丸の内TOEIで行われた映画『エンド・オブ・ウォッチ』公開記念トークショーに来場し、5分に1度は事件が起きると言われるロサンゼルスの危険地帯を舞台にした本作について語り合った。

年間犯罪数10万3,480件、5分に1度は事件が 画像ギャラリー

 ジェイク・ギレンホール主演の本作は、危険地帯を巡回していた白人警官テイラーと、メキシコ系警官ザヴァラが、見てはならない犯罪組織の秘密に触れたことで、命を狙われるはめになる……、という物語。そんな本作の「サウス・セントラル潜入特別映像」(ウェブ限定公開)イメージソングとして新曲「Sound Of Money」を提供したZeebraとともに登壇した小林は「日曜日のいい時間に、予算を使った映画を選ばずに、こんな映画を選んでくれるお客さんは、とてもありがたい。今日はよろしくお願いします」と熱心な観客たちに笑顔で呼びかけた。

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 本作の舞台は、年間犯罪数10万3,480件、5分に1度は事件が起こると言われるロサンゼルスの一角に位置する重犯罪多発地帯サウス・セントラル。「舞台になってるところに僕も取材で行ったことがあるけど、とても怖いところだよね」と切り出した小林の言葉に、Zeebraも「昼間に行くと、子どもたちが当たり前に住んでいるから比較的、平和なのかなと錯覚する。けど、ちょっと暗くなるだけで一気に怪しくなりますよね」と同意。さらに小林が「(サウス・セントラル出身のラッパー)ドクター・ドレーの卒業アルバムに映っている半分がすでに死んでいるんだと。それで(サウス・セントラルが)どんなところか分かるだろうと言われた」と壮絶な取材の裏話を付け加えた。

 監督は、『トレーニング デイ』の脚本家としても知られるデヴィッド・エアー。ドキュメンタリータッチあふれる圧倒的なリアリティーを持つ本作について「この人はこのエリアの生まれなんだってね。いわば足立区で生まれた人が足立区の映画を作るような北野武的な感じなのかもしれないね」と小林が切り出すと、Zeebraも「今まであった映画と比較するとしたら、25年くらい前の映画『カラーズ/天使の消えた街』。あの映画なんかも(LAの2大ストリートギャンググループだった)ブラッズとクリップスが一番前に押されていた時代のLAを色濃く描いていましたからね」と付け加える。ブラックカルチャーに精通した男たちの興味深い話に、観客たちはしっかりと耳を傾けていた。(取材・文:壬生智裕)

『エンド・オブ・ウォッチ』は丸の内TOEIほかにて全国公開中

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