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椎名桔平、打ち身は当たり前!ブラジル格闘技で命懸けアクションに挑戦!

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過酷な撮影を振り返った椎名桔平
過酷な撮影を振り返った椎名桔平

 映画『RETURN(ハードバージョン)』の初日舞台あいさつが24日、ヒューマントラストシネマ渋谷で行なわれ、椎名桔平山本裕典、メガホンを取った原田眞人監督が登壇した。主演を務めた椎名は「カポエイラ(ブラジルの格闘技の一つ)を取り入れたアクションシーンは本当に危険だった」と明かし、原田監督も「まさに命懸け。神に守られていた」と過酷な撮影を振り返った。

椎名桔平、過酷撮影を振り返る…フォトギャラリー

 本作は、『クライマーズ・ハイ』の原田監督と椎名が4度目のタッグを組んだバイオレンスアクション。スマートフォン向け総合エンタメアプリUULA向けに製作された作品を原田監督自らが劇場版に再編集。誤って暴力団員を殺害し国外逃亡する男、そして彼を取り巻く一筋縄ではいかない“壊れた人間たち”の数奇な運命を描く。椎名、山本のほか、水川あさみ土屋アンナでんでんら個性派俳優が演じたぶっ飛びキャラも必見だ。

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 運命に翻弄(ほんろう)される主人公を演じた椎名は、「とにかくアクションシーンは大変で、かなり体を張りましたね。ブラジルの格闘技カポエイラをアクションに取り入れたんですが、打ち身なんて当たり前、本当に危ないシーンが多かった」と告白。原田監督も「ナイフファイトも絡むので命懸けだった。神に守られた撮影だったね」と明かした。

 一方の山本は、「1か月弱ですが、ここまでどっぷり映画の撮影に臨むのは初めて。貴重な経験をさせていただいた。個人的には桔平さんとのお風呂のシーンが見どころですかね。お尻をすごくきれいに撮っていただいた」と笑いを交えて振り返った。

 また、本作を作った経緯について原田は、「もともとは『KAMIKAZE TAXI』のパート2として考えていたんですが、桔平ちゃんを使って若返りを図り、もっと暴力的なものを入れていこうということになった。黒澤明監督の『生きものの記録』を参考にしながら、日本で最もセクシーで旬な俳優陣で作り上げた。桔平ちゃんと土屋アンナとの絡みもお楽しみに」と自信の表情を浮かべていた。(取材・文:坂田正樹)

映画『RETURN(ハードバージョン)』はヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開中

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