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宝田明、ハリウッドでの新作ゴジラに今度は大丈夫でしょうと太鼓判

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新しいハリウッドリメイク版「ゴジラ」に太鼓判を押した宝田明
新しいハリウッドリメイク版「ゴジラ」に太鼓判を押した宝田明

 吉行和子宝田明ら名優たちによる高齢者の婚活を描いた映画『燦燦 -さんさん-』のトークイベントが16日・敬老の日に、劇中にも登場する東京タワー展望台で行われ、宝田明、外山文治監督が出席した。宝田は79歳にして東京タワー初見参。ゴジラや東京タワーについての話題を熱く語った。

宝田明、ハリウッドでの新作ゴジラに 画像ギャラリー

 「ゴジラは私にとってクラスメイトのようなもの」と宝田。「昭和29年の一作目の『ゴジラ』は920万人の人が観た。今じゃ考えられない動員数でしょう。あの時、そういえばゴジラがこの東京タワーを壊して、踏みつけて、へし折ってたね」と展望台で嬉しそうにゴジラを回想する。

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 ゴジラといえば2014年に公開されるハリウッドリメイク版『ゴジラ(原題) / Godzilla』も話題だが、宝田は「15年前にハリウッドがやりましたが、CG使ったりしてあまり評判よくなかった」と前回を振り返り、「今回も少し出演させてもらいました。バンクーバーで撮影してきましたが、みんなゴジラのポスターを持ってきてサインを求めてきた。すごい人気だった。今度は素晴らしい映画が撮れるんじゃないですか。大丈夫でしょう」と太鼓判を押した。

 宝田は東京タワー初見参についても「不思議ですよね。東京に住んでいて。いつか登れるだろうと思っていたら55年も過ぎてしまった。タワーの下にテレビ局があって、昔、淡路恵子さんとお昼の番組を半年ほどやった。その時も登ってみようと思っていたけど、なかなか縁がなかった。今回初めて登ってすごいなと思った」と改めて感想を述べていた。

 映画『燦燦 -さんさん-』は、介護の末、最愛の夫を亡くし、ずっと独り暮らしをしている77歳の鶴本たゑ(吉行和子)が、淡々と過ぎ行く日々の中で「人生を輝かせたい」と奮起し、息子夫婦らに反対されながらも自分の意志を貫き、婚活をはじめるというストーリー。宝田は高齢者の婚活について「失敗することを恐れることはない。失敗を重ねることも楽しいこと。勇気を持ってまい進して欲しい」とエールを送った。(取材・文 名鹿祥史)

映画「燦燦 -さんさん-」は11月16日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ユナイテッド・シネマ浦和他全国公開

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