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松本人志、新作でしてやったり!「『ざまあみろ』って思いました」

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松本人志監督、してやったり!
松本人志監督、してやったり!

 5日、映画『R100』初日舞台あいさつが新宿バルト9にて行われ、本作で監督を務めたダウンタウン松本人志が出席し、「やっと自分の撮りたいものの、相当な部分が(表現)できた」と自信をのぞかせると、父親がMに目覚める作品内容に引っ掛けて、「(現在ヒット中の映画)『そして父になる』を観てから『そして父、Mになる』この映画を観て!」と作品をアピールした。本舞台あいさつには松本監督のほか、大森南朋大地真央寺島しのぶ佐藤江梨子渡辺直美渡部篤郎が登壇した。

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 大森ふんする1児の父親が、1年という期限付きで禁断のクラブ「ボンデージ」に入会するところから始まる本作。劇中、大地や寺島ふんする女王様たちが、さまざまなSプレイを展開するが松本監督は「大地さんをはじめ、皆さんのエンジンがかかりすぎていくので、OKでカットをかけるというより、大森さんがかわいそうになって撮影を止める場合が多かった。撮影でハマってしまったのか、終了したとき、ムチが2つ足りなくなっていましたよ」と笑いを交えて撮影を振り返った。

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 またラストシーンが衝撃的なことでも話題になっている本作について、松本監督は「いつも映画を撮るときは、観ている人をびっくりさせてやろうって考えています。この映画は、Mが突き詰められてSと交わると、Mは最終的にどうなるのか? ということを結構考えました。その意味では、トロント(国際映画祭)で上映されたとき、お客さんがかなり受けていたんだけれど、ラストシーンでは口をポカーンってあけていた。『やった、ざまあみろ』って思いましたよ」としてやったりの表情。

 松本監督作品に主演として出演した大森は「話をいただいたときは、まさか松本さんからお声がかかるなんて思っていなかったからうれしかった」と表情を崩すと「役者としていい経験になった」と感謝。渡部も「出来上がった作品を観て、とても知的だと思った。改めて松本さんはすごいって思いました」と賛辞を送ると、松本監督も「僕と浜田(雅功)が演じるとコントになるような場面も、大森さんと渡部さんだと絶妙なバランスになるので感動した」と語っていた。(磯部正和)

映画『R100』は全国公開中

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