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AV界の巨匠・代々木忠の著書「つながる」が映画化!女優・中原翔子が初プロデュース!

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映画プロデュースに挑戦する中原翔子と、原作者の代々木忠
映画プロデュースに挑戦する中原翔子と、原作者の代々木忠

 第5回ローマ国際映画祭でも上映されたドキュメンタリー映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』でも知られるAV界の巨匠・代々木忠の著書「つながる / セックスが愛に変わるために」(祥伝社刊)が、女優・中原翔子のプロデュースによって映画化されることが明らかになった。

 「つながる」は、これまで500本以上の作品を手掛けた代々木監督が「人とつながることができない」現代女性に、「本当に愛し合うということ」を説いた書籍。30年以上、さまざまな悩みを抱えた女性たちに寄り添い続けた代々木監督の言葉には、男性のみならず多くの女性が共感し、トークショーには数多くの女性ファンが駆け付けるという。

 現代を生きる女性のために書かれた本著の映画化をプロデュースするのは、三池崇史や井口昇など、海外でも高い評価を得る監督の作品に数多く出演してきた、知る人ぞ知る女優の中原翔子。本著に対する「自分自身とつながる勇気を与えてもらったこの本を、もっと多くの方々に知ってもらいたい」という中原の熱い思いに代々木監督が「女性に映画化していただけることが何よりもの喜び」と快諾したことで、映画化が決定した。

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 映画は、「つながる」に登場するエピソードを「恋愛できない男女の艶笑ドラマ」として再構築した、3本の短編オムニバス映画になる予定。「力があってもなかなか映画を撮る環境にない若手監督に少しでもチャンスを」という中原の思いにより、監督には映画『桃まつりpresents なみだ/MAGMA』の渡辺あい、『梅田優子の告白』の深井朝子、『Dressing UP』の安川有果が決定。新進気鋭の女性監督たちが、「つながれない男女の切実なジタバタ」を三者三様に紡ぎ出す。

 キャストは未定だが、代々木監督は「女性たちによって作られた映画版を観るのが本当に楽しみ」と期待を込める。中原は「観客の皆さんに、見終わった後に、つながることに一歩踏み出せるような作品を目指したい」と意気込みを語っている。(編集部・森田真帆)

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