佐藤健＆三浦翔平、プライベートでも仲の良い二人が親友を演じた『カノ嘘』を語る！
天才サウンドクリエイターの秋と、女子高生・理子の切ないラブストーリーを描いた『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で、秋を演じた佐藤健と、秋の親友で大人気バンドCRUDE PLAYのボーカリスト・瞬を演じた三浦翔平がお互いの印象などを語り合った。
原作は、映画化もされた「僕は妹に恋をする」「僕の初恋をキミに捧ぐ」などで知られる漫画家・青木琴美の少女漫画。「僕はあんまり少女漫画は読まない」という佐藤に対し、三浦は「俺は、みんなが読んでいるような漫画はほとんど読んでいますね。漫画を読みながら死にたいってとこ、あるので」と大の漫画好きであることを告白。
それだけに、実写化に対してはシビアな目を持っていそうだが、「健の切なくて哀愁漂う感じがすごく良かったですね。秋が健に似ているのか、健が秋に似ているのかわからないけど。青木先生も『後ろ姿がピッタリ。秋の後ろ姿だ』と言っていたしね」と佐藤が演じた秋を大絶賛する。
一方、佐藤も「初めて原作を読んだときに、瞬は絶対に翔平だと思った」そうで、その通りのキャストが実現。「単純にビジュアルも似ていると思ったけど、皆に優しくて、女性を手玉に取るような軽いイメージなのに、本当は純粋で真面目なところがすごくかぶったんです」と打ち明け、三浦と意味ありげな笑みを交わした。
もともとプライベートでも仲の良い二人。「映画でここまで本格的なラブストーリーは初めてなんです。だから、すごく大事な作品になりました」と佐藤が語ると、すかさず「それだけタケの思いが詰まった作品なので、ぜひご覧ください！」と三浦がフォローするなど、コンビネーションは抜群。「お芝居している部分もありますけど、餃子を食べるシーンなんかは普段の感じが出ていると思います」と三浦が明かしたように、二人の素が垣間見えるシーンも随所にちりばめられている。理子と秋の恋愛模様と共に、秋と瞬の親友関係にも注目だ。（取材・文：小島弥央）
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、12月14日より全国公開
