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クリス・ヘムズワースが来日会見にダニエル・ブリュール&ロン・ハワードと出席!F1映画『ラッシュ』を語る

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ヒット祈願の鏡開き! - 左からダニエル・ブリュール、クリス・ヘムズワース、清原和博氏、ロン・ハワード監督
ヒット祈願の鏡開き! - 左からダニエル・ブリュール、クリス・ヘムズワース、清原和博氏、ロン・ハワード監督

 俳優のクリス・ヘムズワースが28日、都内で行われたF1映画『ラッシュ/プライドと友情』の来日記者会見に共演のダニエル・ブリュール、監督のロン・ハワードと出席した。『アベンジャーズ』“最強の男”から一変、本作では“最速の男”を演じたクリスは「主人公のキャラクターに心からほれ込み、演じるのが楽しかった」と晴れやかな表情で語った。

クリス・ヘムズワース&ダニエル・ブリュールが鏡開き!フォトギャラリー

 本作は、F1レーサー、ジェームス・ハント(クリス)とニキ・ラウダ(ダニエル)の壮絶なタイトル争いを映画化した実話ドラマ。事故で大けがを負いながらもシーズン中に復帰したラウダと、性格もドライビングスタイルも正反対なハントの死闘とライバル関係を、迫力のレースシーンと共に描く。

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 クリスは「最初はF1のことをほとんど知らなかったから4~5週間のブートキャンプで徹底的に訓練した。映画を通して僕たちは『とんでもない世界』を少しだけ垣間見たような気がする」と述懐。ハント役に関しては「ハントの『これが俺なんだ!』という正直な生き方にほれ込み、楽しみながら演じることができたよ」と振り返った。

 一方、ハントとは対照的に冷静沈着なラウダを演じたダニエルは「ラウダさんが存命であることは、僕にとって大きなアドバンテージになった。自分がうらやむ人物を演じることで、たくさんインスパイアされた」とコメント。ハワード監督は「F1プラス二人のキャラクターで、とても素晴らしいエンターテインメントになると予感していた。特に最後のレース(富士スピードウェイでのシリーズ最終決戦)はファンの間では神話化されているので、撮影は難しかったが、最高のシーンになったと思うよ」と自信をのぞかせた。

 この日は、F1の大ファンである野球評論家の清原和博氏が応援に駆け付け、クリスに祝い酒をプレゼントし、鏡開きで大ヒット祈願。本作で描かれたライバル対決について清原氏は「元チームメートで皆さんご存じの完璧主義者の選手(桑田真澄氏)がラウダですね。僕はもちろん派手な女性好きのハント」と語り、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。(取材・文:坂田正樹)

映画『ラッシュ/プライドと友情』は2月7日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

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