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原発テロを描いた東野圭吾「天空の蜂」映画化決定!江口洋介&本木雅弘が初共演!

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本作で初共演を果たす江口洋介と本木雅弘
本作で初共演を果たす江口洋介と本木雅弘

 人気作家・東野圭吾が原発をテーマに1995年に発表した小説「天空の蜂」が映画化され、江口洋介本木雅弘が初共演を果たすことが明らかになった。メガホンを取るのは、『20世紀少年』『トリック』シリーズなどの堤幸彦監督。公開は2015年を予定している。

 「白夜行」「容疑者Xの献身」などの東野圭吾による原作は、最新鋭の大型ヘリを乗っ取ったテロリストが、日本全国の原発の停止を求めるという前代未聞のテロ事件を描いたクライムサスペンス。作者自身も「今まで書いた作品の中で一番思い入れが強いのはどれかと聞かれれば、これだと答えるだろう」と語る作品がついに映画化される。

 原発を題材にしたテーマ、そしてそのスケールの大きさから映画化は絶対不可能といわれてきたが、堤監督は「この作品は社会と人間の在り方を問う問題作です。あらゆる神経を動員して向き合いたいと思います」とやる気十分。原作者の東野も「20年前にわたしが発したメッセージが、今どのように受け止められるか、見守りたいと思います」と期待を寄せている。

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 姿なき敵との極限の心理戦に挑む男たちには、日本を代表する実力派が集結。ヘリコプターの設計士・湯原一彰には『るろうに剣心』などの江口洋介が、原子力機器の設計士・三島幸一には『おくりびと』などの本木雅弘がふんする。キャリアの長い二人だが、意外にも今回が初共演ということで、その化学反応にも期待したい。

 物語の舞台となるのは1995年。原作に忠実でありつつも、2011年の東日本大震災に伴う原発事故を経験した現代日本ならではの要素も盛り込まれるとのこと。撮影は今月6月14日から8月上旬まで行われる予定となっており、現在はエキストラを募集している。(編集部・福田麗)

映画『天空の蜂』は2015年全国公開

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